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2019

ウィンターを終えて

今年のウィンターステージの報告ブログを書かせていただく一年の石田裕士です。
チームに対して自分の気持ちを多く語る機会はこれまでももあまりなかったし、これからも多くはないと思うので今回くらいは長く書かせてもらおうと思います笑


サマーの敗戦後は、練習してきたことが無意味に感じられたことを覚えています。
練習時間よりも移動時間の方が長くても授業の空きコマを探して、壁当てに行ったことや、一限の前に壁当てに行ったことなど、サマーに対して積み重ねたものに目を向ければ向けるほど悔しく、辛い思いをしていました。


ウィンターに向けての練習はサマーまでの練習よりもはるかに辛かったです。
練習時間、内容、要求されるレベルなど、どの面においても厳しい内容でした。それに加えて、求められる自主練の量もとても多かったです。しかし、こんな「あり得ない」くらいの練習も徐々に「普通」と感じられるようになりました。

いつも練習は楽しく、良い雰囲気でそして、うまくなろうと思えたのは僕の仲間たちがめちゃくちゃ良いやつらだからだと思っています。本当に感謝しかありません。ありがとう

今まで大会当日は絶対に緊張していたのに、ウィンターではほとんど緊張しませんでした。たぶんやれることはやってきたという強い自負と仲間への絶対的な信頼があったからだと思います。





優勝の瞬間はあまり覚えていませんが、間違いなく自分の人生の中で最高の瞬間でした。
そして、チーム理念である、All Box memberを感じられた瞬間でした。

ウィンター優勝は自分たちだけの力では決して成し遂げることができなかったと思います。 

練習に参加して、様々な視点からアドバイスをくれたOBや他大の方々
遠くまで応援に来てくれた先輩方
学校生活の面で授業や課題の手助けをしてくれた友達
自分の時間の多くを指導に費やしてくれたコーチ陣
本当にありがとうございました。

そして改めて仲間にもありがとうと伝えたいです。
大会前でも筋トレ行っちゃう人、やる気なさそうなのに準備とかアップを笑いと声で楽しく引っ張ってやってくれる人、怪我で松葉杖ついてるのに、ウィンター当日ボックスで一緒に戦ってくれた人
本当に面白い最高の仲間です。
いろんな人がいろんなところでチームを助けたからこその優勝という結果だと思います。




僕の好きな言葉でこんなものがあります。

過去の勝利は未来の勝利を約束しない-アルベルト・ザッケローニ

ウィンター優勝は素直に嬉しいし、なににも変えがたい経験ですが、あえて次のステージへの過程であると考え、過去の成功にすがるのではなく、この先に何を目指すのか、そのために今何をすべきなのかを1人1人が考えて行動していけるように努力したいと思っています。

12月7日時点での関東の一年生の最高基準は自分たちだと証明されました。
しかし、それがいつまでも続くわけではありません。
常に自分達の中の「最高」の基準を疑い、更新していくことが、これからの勝利につながると信じて、「あり得ない」練習を「普通」だと感じられる仲間とまた一から謙虚に頑張りたいと思います。






33期プレイヤー、スタッフのご家族に

これまで家族との時間をあまり多くは持てなかったり、朝早くに出て行って、遅くに帰ってきたり、増量のためにご飯をたくさん作らなきゃいけなかったりと多くの迷惑をかけてきましたが、今回の優勝で少しでも恩返しになっていたら嬉しく思います。家族の支えがなければ、優勝という結果はなかったと思います。
これからも頑張りますので、応援よろしくお願いします!!


長くなってしまいましたが、最後まで読んでいただきありがとうございました!


石田裕士



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