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2022

特別ブログ AC 勝大


今シーズンのOFコーチを務めております勝(かつ)です。


勤務している会社で、私が4年時に書いていた4万字にもわたるブログが発見され、

その当時の有り余る熱量で書いたため痛い文章になり、

社内でいじられ続けているため、このブログも再発見されないことを願っています。


簡単に自己紹介をします。


・青山学院ラクロス部29期

・現在の4年生が1年生時の一年生コーチ

・今年からOFコーチ


です!


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◆今の感情

天王山であった法政大学との試合で負け、

自力での入れ替え戦進出がなくなった今、

一真と同様、僕をコーチに選んでくれた選手陣への申し訳なさを感じています。


新人戦で優勝をする程の4年生中心のチームで、

そのポテンシャルを活かしきれなかったこと、

責任を感じています。


2年前、一真と一緒に当時の4年生とヒロシに「コーチをやらせてほしい」と営業し見事に失注したこと、

1年前、ヒロシに再度アプローチをし、パスタ屋でチームについて熱く二人で語り合ったこと、

片岡屋で幹部全員でビールを片手に頼もしくなった皆と久々に会えたこと

思い出すだけで、感情が大変なことになっています。


改めて、この一年間を振り返ると、

「不測の事態」に苦しめられた年でした。


一部校に対して連戦連勝し、かなり良い軌道に乗り始めていた矢先、

部内の問題発覚による1か月間の部活動停止。

部活動再開後の主力メンバーの怪我人の多発。

この二つは、敗北の大きな要因になったと感じています。


部内の問題に対する感度をもっと高めておけば、、、や、

ケガをした時を想定して主力メンバー以外のメンバーの育成を強化しておけば、、、

等、反省すべき点は多岐にわたります。


確実に1部に上がれると思えていたからこそ、

改めて、チームとして「勝ち切る」ことの難しさを強く感じました。


次の代で、コーチとして関わることができない立場で言うのも、

はばかれますが、この学びは、次の代のメンバーは胸に強く刻み、

活動に生かしてほしいと思っています。


◆残り1週間でやるべきこと

4年生

4年生としては、ずっと掲げてきた目標がほぼ潰えてしまい、

なんの気力もなく部活に参加してしまったり、

部活を休んでしまうメンバーもいるのではと思います。


正直、気持ちは痛い程わかります。


ただ、個人的には「最後までやり切る」ことを強く勧めます。


あくまでも僕の経験ですが、

高校生の部活動にて、Aチームになれないことが確定し、ほぼ気力もなく部活動に1か月程参加しました。

その結果、「最後までやり切れない自分」というレッテルを抱え続け、

それを払拭するまでにかなり時間を要しました。

払拭するまでの自分への信頼のなさと負け癖は結構地獄です。


やり切るために、今の幹部陣が言ってくれている通り、

「最も改善すべきチームの課題を改善して後の代に託す」ことを今の活動への意味付けとして、

最後までやりきってほしいと願っています。


1、2、3年生へ

今日の練習でも伝えましたが、

もう既に、来シーズンは始まっていると思ったほうがいいです。

僕の代は、上の代が引退する1か月前から新チームとして始動し、様々な取り組みを行っていました。

(自慢をしたいわけではなく、その基準で動いた方がいいよというメッセージにとらえてもらえると幸いです><)


残り1週間の練習は、

これまで4年生が積み重ねてきたチームの文化を受け継ぐことに全力を注ぐとともに、

練習中は絶対に4年生に負けないようリーダーシップと熱量を持って臨んでほしいと思っています。


◆皆へのメッセージ

最後に、皆に伝えたいメッセージは、

目標を"本気"で達成しようとした過程は必ず人生の糧になる」です。


ここで言う、"本気"は「目標達成に向けて全てをかけているという自覚」を指します。


よく、スポーツに触れていて、

「勝てなければ何も意味がない。」や「勝つことが全てだ。」という発言を耳にする機会が多いです。

個人的には、この発言は間違えており、

重要なのは、「目標を"本気"で達成しようとした」かではと思っています。


①本気だったし、目標達成できた

これは、成功体験になり、自分自身への信頼に繋がります。

僕も、この経験は少しながらあり、仕事で上手くいかず、

メンタルがボロボロになる時、今だに当時の試合の動画を見返します。(笑)


また、当時上手くいったことは仕事でも生かせることは多いです。

(当時、勝つために学んだことの一つに「選択と集中」という考え方がありますが、

未だに仕事で使い続けており、他の社会人と比較しても自分自身の強みとして自覚しています。)


②本気だったが、目標達成できなかった

個人的には、これは①と同じくらい意味のある事であると考えてます。


行ってはいけないこととして、

「本気でやったから、負けるのは仕方がないか―」と言って、

何も学ばないことは"本気"で行ってきた過程を無意味なものにしてしまうことに繋がるため、おすすめはしません。


重要なのは、失敗経験から「学ぶ」ことです。

本気だったが勝てなかった理由のほとんどは、「勝つための方法を誤った」です。

何をすれば勝てたのかを考え、学びに生かすことは今後の人生を豊かにすることに必ず繋がると思っています。


③本気ではなかったが、目標達成できた

これは、たまたまポテンシャルが高かっただけです。

また、学ぶきっかけが生まれないためプラスにはなりづらいです。


④ 本気ではなかったし、目標達成できなかった

負けたことで、学ぶきっかけは起きるものの、

「本気でやればよかった」ということしか学べません。


前置きが長くなりましたが、

皆に最も伝えたいことは、以下です。


本気で目標を追ってきたメンバーへ

この経験を無駄にするな。必ず学びにして未来に活かせ


本気で目標を追えなかったメンバーへ

早く、本気になれ。無理ならステージを変えて他に本気になれるものを見つけろ


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いざ、ブログを書き始めると、思いが溢れてしまい、

またしても、長くなってしまいました。(笑)


最後になりますが、

僕をチームのコーチとして選んでくれて本当にありがとう。

勝たせられなくて申し訳ない。

この期間でほんの少しでもみんなの人生が良い方向に進んでくれていると、この上なく幸せです。


今シーズン、最後までやり切りましょう。


22シーズンOFコーチ勝

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