こんにちは!初めての体験会でフィジカルキャラを命名して頂きながら、筋肉ではしんのすけに未だ勝てず、ガタイではじょうたろうに未だ勝てずで、勝手にダブルパンチを半年間喰らい続けている、早野慶です。
自主大会、1年合宿、鹿島オープン、つま恋...コロナ禍で全て中止になり、なかなか目標を見つけられずにいた中、ついにやってくる念願の新人戦。少しだけ自分がやっているフェイスオフというポジションについて書かせて下さい。
周りとは少し遅い8月に入部してから3ヶ月、MDとして練習や試合を重ねる中で『チーム内で自分だけの武器が欲しい、自分にしかできない役割を持ちたい』と思っていた矢先、出会ったのがフェイスオフでした。
何回か練習し、12月の試合で初めてフェイスオフをした時のことです。
2Q開始前、様々な声が飛び交っていたグラウンドの中心で、審判の合図で膝をつく。それまでの声が一瞬で止み、全員が自分を見る(多分)。静寂を切り裂く笛の音でボールを取り合う勝負が始まる。そして左に掻き出したボールをはすが上手くグラボして勝負に勝ち、ボックスに戻った瞬間、今までに味わったことのない興奮、高揚感、気持ちよさが自分を襲いました。それ以来、自分はフェイスオフの虜になってしまいました。
すみません、思い出していたらつい手が動いてしまっていました。
改めて、そんなフェイスオフの魅力は「試合の流れを引き寄せられる」ことだと自分は思います。
フェイスオフは主に、各クウォーター始めと、得点後に行われます。
つまり、味方が得点してくれたあとのフェイスオフで勝てれば、良い流れのまままたオフェンスをすることが出来ます。一方で失点してしまった後でも、直後のフェイスオフで勝ってすぐ攻撃に繋げられれば、失点後の雰囲気や試合の流れを変えることが出来るのです。
そして最後に、試合の流れを引き寄せる為にフェイスオフで最も重要なのは「ポゼッションを取る」ことです。ポゼッションを取れなければ何も始まりません。ポゼッション、それが全てなのです。
新人戦では、ポゼッションを取るまで泥臭く死ぬ気でボールに食らいつきます。とにかくポゼッションを取る、1つでも多く。それがフェイスオフというポジションを任された自分の使命。
試合の流れを引き寄せ、勝利に導くフェイスオフを約束します。
やってきたことを出し切ろう!絶対優勝しよう!
#38 早野慶