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2020

2年 宮澤真由

本日よりリーグ戦ブログが始まります!!2年生からスタートです。毎日ふたりずつ更新されるのでぜひ毎日読んでください?











結構リアルに四六時中グラウンドのこと考えてます、高額のキャンセル料を請求されて冷や汗をかいた夢を何度みたかわかりません笑 2年MGの宮澤真由です。誰かさんのせいで急遽トップバッターになってしまいました。誰のせいですかね。見てるかな。(真顔)














同期は特にわかってると思いますがこういうの無限にかける人なので長いです。本当に長いですので心して読んでください笑











私はラクロス部に入部して約1年半がたちました。













この部活のスタッフとして、MGとして、そしてグラウンド班としての仕事は、私にとって天職だと思っています。ラクロスという未知のスポーツ、未経験だったスタッフという仕事の世界に飛び込んだ1年半前の自分の決断になにも後悔はありません。












好きこそものの上手なれ










という言葉がありますよね。私も今までずっとそう思っていました。自分の好きなことをやりたいし、きっとそのほうがうまくいくし、モチベーションも保てると思うからです。実際私は、ラクロスもスタッフの仕事も大好きです。















実はつい1週間ほど前まで約2か月間、地獄のスランプに陥っていました。











正確に言うと、今病み上がりとでもいいましょうか。そんな感じです。












このチームに貢献したい、自分の仕事を100%以上で全うしたい。だからこそミスは許されない。後輩にそのような弱い姿は見せてはならない。先輩が不安を抱えたまま引退させてはならない。












好きなことだから、頑張りたいことだから。その思いが大きな逆効果を生み、自分で生んだ自分に対する強迫観念が強すぎて、必要以上のプレッシャーを感じすぎた結果、気づけば部活に行くことが全く楽しくなくなっていました。ミスばっかり気になって、それでもっとミスをして、周りの目を気にして、自分自身を完全に見失っていました。負の無限ループでした。













それでも仕事は追いかけてきて、毎日部活にいく朝もグラウンドをとる朝もやってくる。半月に1回出すグラウンド割振も、発表したらすぐ頭は次の半月に。この日どこにもグラウンドないやばい。芝がないやばい。でも緑ヶ丘ばっかりにしたら渋られるわ。でも金町は職権乱用っていわれるしなあ。支払いいかなきゃじゃん。電話しなきゃじゃん。え、育成のmtgもしなきゃじゃん。あ、割振も組まないと。フェイスの動画みたい。審判の反省出しもしたい。NCAAみたい。いやその前にやることあった気がする。あれあとなにやってないんだっけ…















完全に余裕がありませんでした。完全に自棄でした。生活リズムも精神状態もめちゃくちゃになってました。変に痩せました。笑 













本当はこの忙しさが大好きな人間なのに、なんだか楽しめなくなっている自分がいました。言葉にしたらもっとダメになりそうで、自分で自分を騙す日々でした。












部活がしたくてしたくてしょうがなかったのに、いざせっかく長い自粛期間が明け、練習が再開したと同時にその期間が訪れたのです。本当に短くて長い2ヶ月でした。













そのスランプから少しずつ抜け出すことができた理由は、今年度主将の恵介さんの存在でした。














私は残念ながらキャパの小さい人間なんです。すごく頼りない人間だとわかっています。キャパもなくて視野も狭いくせに、人を頼ることや誰かに弱音を吐くことが何より苦手です。














恵介さんにとってそんな私は、グラウンドどうしますか??って会うたび言ってきて、毎日のように催促のラインをしつこくよこしてくるひとりのMGであると同時に、弱くて放っておけない後輩のひとりなんだと思います。












いつもふざけてにこにこへらへらしてて、朝からイヤホンしてアンパンマンのマーチ聞いてて、なぜか私に頭を下げてきて、私をおちょくってくる恵介さんが、「私スランプなんですしんどいです」って言った途端顔色を変えて、親身に話を聞いてくださったことは忘れません。















なぜ恵介さんが頑張れるのか、なぜ勝ちたいのか。これまで恵介さんが頑張ってきたことや失敗したこと。この1年恵介さんとは仕事上関わることも多く、たくさん聞いた気がします。この人のためなら、このチームのためなら、どんなに辛くても頑張ろうと思えました。














少し不器用な感じが私と似ていて(けなしてません笑)、弱い後輩をいつも励まし、認めてくださる恵介さんは、弱った私のモチベーションでした。恵介さんに大丈夫、といわれたら、恵介さんが変なことをいって笑っていたら、わたしまで笑えてきて、その一瞬でも本当に大丈夫な気になれたんです。













今年の特別試合では入れ替え戦もなく、一部昇格というひとつの大きな目標を失いました。














そのなかで私が今一番勝ちたい理由は、4年生、そして支えてくれた人への恩返しです。













恵介さんに限らず、4年生には何度も支えられてきました。先輩という存在が苦手な私が少しずつ心を開き、いろいろなコミュニケーションをとることができるようになったのは、まぎれもなく4年生のおかげでした。そして恵介さんだからこそ、弱音を吐くまで気づけば心を開いていたのだと思います。















私はMGとしても至らないことだらけです。大好きなMGの先輩方は、いつもそんな私達下級生をよくみていてくださって、下級生の意見を取り入れようとmtgでもたくさん話を降ってくださって。たくさん面倒を見ていただいた4年生だからこそ、この子達だから大丈夫とか、まゆはもう大丈夫って安心して引退してほしいんです。まだ少し時間はあるから、4年生から得られるものは全部盗んで、どんどん成長します。なにより、4年生が築いてくださったMGユニットが本当に大好きです。



















感謝の思いは、日々の仕事で還元したいと思っています。でもなにより、勝利という結果を残したい。その思いが一番強いです。勝ったときの喜びをそんな先輩方と一緒に共有できたらどれだけ幸せか、勝利の要因に下級生もなれたらどれだけ頼もしいだろうかと考えます。

















グラウンド班としての活動の基盤も、勝ちたいと願うチームにあります。圧倒的に珍しい''ホームグラウンドがない''、というこのチームの特性が、勝てない要因になってはなりません。















グラウンドがないので練習できません
無理です
実現不可能です













この言葉は意地でも言いたくありません。本気で探し漁ったら絶対ありそうじゃないですか。いやあります。プライドとか特別高いタイプではないけど、これだけは絶対に譲れない、グラ班としての強いプライドと責任感です。
















正直今はまだ私の努力不足で信頼は得られていないと感じます。ひとりだちしてもうすぐ1年。情けないことです。それでも、少しずつ私の働きが最低限の練習場所の提供という位置づけでなく、勝利の一因として認められているのではないか。感じられる節は以前より少し増えました。














恵介さんは弱い人間に寄り添うことのできる人だと感じます。私もひとりのスタッフとして、ひとりの先輩として、そしてひとりの人間として。そのような人でありたいと感じます。












私はこの部活が好きです。だけど、4年間のなかで楽しく思えないとき、うまくいかないときって絶対誰にでもあると思うんです。持論ですが仮に辞めたい、投げ出したいと一瞬でも思ってしまったとしても、自分に与えられた仕事から離れたくなる瞬間があったとしても、それはなにも不思議なことでないと思っています。自分のスランプを美化するつもりはありませんが、むしろそれは、自分の目の前にあることに真摯に向き合ってきた結果、本気で考えようとしてきた結果であると思うからです。














どんな理由であれ、今辛い人、前が向けない人、辿るべき道標を見失った人に寄り添って、どんなに時間をかけてでも前を向かせてあげられる人。そんな人、そんなスタッフでありたいと感じます。自分に余裕がないくせに。笑
















つい先日、怪我明け10か月ぶりにグラウンドに戻ってきた私の同期がいます。私は彼をどうしても放っておけませんでした。方法があっているかなんて全くわからなかったけど、彼を救いたかったんです。大切な同期、仲間を失いたくなかったから。久しぶりに2月直接話したとき、彼の声と表情には覇気が全くありませんでした。口数の多いタイプではないけど、連絡だけは途絶えさせないようにとしているうちに、考えていたこと、本音をたくさん聞けました。葛藤の末ポジション転向をして、少しずつラクロスに向き合えるようになった彼にはもう、あのときのような迷いは見えません。少しでもなにか力になれたかなと思うと、今一緒に練習できていることが本当に嬉しくて、これもまたスランプ脱出きっかけのひとつでした。

















最近部を離れることになった同期もいます。彼の辛さに私は寄り添うことはできませんでした。完全に盲点というか、声はかけていたけどどこかで戻ってきてくれるだろうと甘んじていた自分がいた気がします。辞めることを知った晩、本人の気持ちなんか考えず電話越しで大号泣しました。なにないてんの、別に失った訳じゃないよって謎に大爆笑されたけど、自分の無力さに涙が止まりませんでした。















この部活を通して辛い思いをしてきた人は沢山いると思うし、これを読んでいるあなたも、もしかしたら今なにか悩んでいるかもしれません。













たとえひとりが苦しくても、周りが支えてあげられる。誰かがミスしたら周りが補える。チームスポーツの本質はそこにあると考えます。

















自分のことで頭が一杯になりすぎたときこそ、周囲に目を向けてみることを覚えたんです。あの人が頑張ってるから私も頑張ろうっていうように力をもらえるのと同時に、あの人今なにを考えているのかな、悩んでいそうだな、少し話にいこうかなって動いてみたりして。それでひとりでも多くの仲間に寄り添うことができたら、自分もこのチームにいていいんだなって、ちょっと自信になるきがしませんか?















ラクロスはチームスポーツだから、EAGLESはチームだから。みんながそういう思考でチーム全体を俯瞰的に見て、気づいて、寄り添いあい、腹をわって話し合い、ときに衝突してもそれを経てまた一つになれるチームでありたい。辛いときは辛いと、素直に頼り頼られる関係でありたい、そう強く感じます。

















1人じゃ続かなかったけど、チームメイトがいたからここまで頑張ってこれたって言えたら最高じゃないですか。なにかを成し遂げるには辛さが付き物。たとえ1人の力が弱くとも、それらの繋がりが強ければチームは必ず強くなると信じています。今年度スタッフ組織の掲げた「個の力の集」の根っこにはまさにこの考え方があると思っています。











まあつまりなにが言いたいかというと、、











私が少しずつ前を向くことができたのは、決して自分が頑張ったからではなく、周りのおかげでした。そうやって誰かが誰かを支え、その支えられた人がまた誰かを鼓舞していく。それぞれがそれぞれに対して相乗効果をもたらし、高めあっていく関係こそが、チームに最も必要であると感じます。














勝ちにこだわりたい理由は、ただ嬉しいからとかそんな安易なものではなくて、そんな関係性が築けたチームで得る勝利には大きな意味があると思うからです。今のEAGLESが完璧に完成されたチームだとは言えないけど、チームに所属する以上、誰かが誰かを頼り、誰かが誰かに頼られ結ばれるチームをひとりひとりが作る意識を持つべきだと考えます。まだ間に合います。そして私は、恵介さん、4年生、私に前を向くきっかけをくれた仲間みんなへの恩返しがしたい、その一心です。















今度は私の頑張る姿が、誰かの頑張る力になったら嬉しいです。












全戦全勝。















今私は前を向き始めています。もう後ろは振り返りません。立ち止まっている暇はありません。


























今シーズン、最高の笑顔と嬉し涙で終えましょう。

























改めまして。リーグ戦ブログスタート!!!!









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