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2022

4年 副将兼MDリーダー 樋口峻暢


今シーズン副将兼MDリーダーを務めております、樋口峻暢です。

リーグ戦最終戦を目前に控えた今思うことは、様々な方に対して「すみません…」という思いです。


1、2、3年生のみんな
一部リーグという舞台を用意できなくて、
STFのみんな
今シーズンやってきたことが正しかったと証明できなくて、
コーチの方々
勝って恩返しができなくて、
OBOGの方々
今年こそはという期待に応えられなくて、


すみません。


その責任を痛感しています。



1年生の頃から「日本一」だけを目指して行動し続けたにも関わらず、入れ替え戦すらにもいけないという結果に終わってしまい虚しい限りです。


周りから見れば入れ替え戦にも行けなかった代ということで、見向きもされないと思いますが、このブログが未来の誰かの活力になることを願い、4年間で得たものを書き記していきます。




・少しずつの積み重ね
僕が人生の中で最も大切にし、メンタルの針が-に傾いた時自分に言い聞かせることです。


少しずつの積み重ねでしか自分を超えていけない。


結局はこれに尽きるな。と4年間を振り返って思います。
大きな目標を立て、今日自分にできることを積み重ねていく。気づけば10日が経ち、100日が経ち、1000日が経ち、ふと後ろを振り返ると1000日前の自分が可愛く思える。
あの時の自分の限界って全然限界じゃなかったな。あの時に腐ることなく奮闘し続けてよかったな。

少しずつ積み重ねた遥か先に待っているのは確かな自信と次への活力のように思います。

少しずつ積み重ねたものが次のステージへの希望と自信につながり、その次その次と前を向いていくことができる。

しかし、その積み重ねの道中は困難なことしかありませんね。

目標が大きければ大きいほどその困難は大きい。だからほとんどの人は途中で積み重ねることを辞めてしまいますね。


ここで1つ
「積み重ねの日々の中では、一喜一憂してはならない。」という風に思います。


自分の掲げた目標までの道中では、どんな結果であれ一喜一憂せずただひたすらに積み上げていくことを選択するべきです。
その道中の結果はただの通過点に過ぎず、次のチェックポイント目指してやればいいし、過去の積み上げてきたものが無になることはないからです。
今がダメならよし次。また次と。


そしてもう1つ
「積み重ねの日々の中では、定期的に立ち止まり後ろを振り返ることが重要。」という風に思います。


初めから自分の考えが正しいことはないです。様々な人と出会い、考え方が変わり、自分の進むべき道が選別されていくと思います。途中で振り返ることをしなければ、その積み重ねは意味のあるものにならない可能性が高く、寄り道をして、遠回りをしてこそヒントに辿り着くことができるのでは無いでしょうか。

そうして積み上げて積み上げて、、、

たった一瞬の報われる瞬間がくる。



ここまでのリーグ戦でとった7得点は、個人として報われる瞬間でありました。
得点の瞬間はとにかく最高です。
決めた瞬間のどよめきや歓声。
仲間との喜び。
あ俺この一瞬のために1000日以上という日をかけてきたのか。


あくまで得点を決めた一瞬の喜びです。
(結局は一部昇格を果たせなかったことで、報われることはありませんでした。)


積み重ねる日々の中で大切だなと思っていることは以上2点です。
少々抽象的すぎましたので、ラクロスに当てはめると、、、

A、Bというチームにおいてやるべきことは変わりますでしょうか?
⇨否

結果の出ない期間にはそれまでの過去を振り返り、自分の行っていることに+αの要素はないかと考えたでしょうか⁉︎
⇨きっとあるはずです。




・考えること
ラクロスが好きになるために大切なことです。

ラクロスは大学から始める人がほとんどであるため、指導者が確立されておらず、人によって知識の差が大きいと感じています。

上達するためには、まず様々な知識を蓄えることが超重要に思います。特に1、2年生の間にどれだけの知識を蓄えられるかが、3、4年生の結果を出す期間に密接に関わってくると思います。
(だからこそ1年生育成は重要)


正しいクロスの位置、体の使い方、戦術、プレー中に考えること等、あげたらキリが無いのですが、とにかく上達の近道はまずは知ることです。だからこそ周平の言うように、上手い選手に引っ付いて吸収しまくることは重要です。(引っ付いて突き放されることは絶対にありません。ほとんどの人が1聞くと10で返してくれます。)


壁あてもシュー練も考えるポイントひとつ増えるだけで楽しさは倍増し、上達も早くなる。
これも上述した「積み重ねの上でのポイント」に関わってきますが、自分の考えが最初から正しいことはないです。様々な人と出会ってこそ、知識は練り上げられ、新たな景色が見えてきます。


つまり、外の世界や他者の考え方を知ることで、ラクロスIQは向上していきます。
またSNSにも多くのヒントがあるため、「考えること」をどこまでも追求してみて欲しいものです。


またぽこも言っていましたが、練習量×練習の質(考えること)を4年間意識した人としてない人では、雲泥の差があります。
一昔前までは壁あてや筋トレにノルマがありましたね。ノルマを達成するだけに行動するのと、ただの踏み台として利用するかどうか。本当にやっているかどうかはクロスワークを見れば一目瞭然です。果たして何人の人が目的を理解して自主練に励めたでしょうか?


具体的な話をすると、、、
DF陣やFOの人はクロスワークを疎かにして良いのでしょうか?
左は使わないから、シュート打つ場面なんかないから、パスが投げられればなんでもいいから。
⇨僕の考えは、全てのポジションで共通で重要なのがクロスワークだと思っています。そのためには、正しいクロスの位置やパスの投げかた、シュートの時の体の使い方を知り、練習が必要です。シュー練はただシュートが上手くなるのではなくクロスワークを上げるのにも超重要です。クロスが重いならショートで打ってもいいし、半々でもいい。日々の壁あても大事だし、様々な投げ方をした方がいい。

逆も然りです。
OFはDF理解を意識して行っていますか?
⇨OF全般に言えることは、ライドでの考え方に通ずるものが多いし、OMは最低限のDF力がないとDFに迷惑をかけてしまいます。
うまいOMはDFもうまい。というのが僕の考え方です。DFが弱いのは、筋トレが足りない、アジリティがない、ラクロス IQが低いからなのではないでしょうか。


将来青学が強くなっていくためには、ポジションに捉われず、全員で「ラクロスのレベルを上げる」という意識が重要と感じています。


それを浸透させたかったため、今年チームコンセプトとして「全員OF全員DF」というものを掲げました。
あまり口酸っぱく言わなかったため、浸透しきることはできませんでした。これは今シーズンの反省点です。チームを変えるためには、この意識を根底から変えて、全員で練習量と質を追い求める文化を創り上げていくことが必要と思います。
また必要と思うのであれば来年度に生かしてもらいたいです。


・後輩に向けて
まずは本当に1部という舞台を用意できなかったこと、大変申し訳ない。
今年やってきたことが正しかったと証明できず、強い4年生でいられず、なんと伝えたらいいか、、、

2、3年生の全員1度は僕に厳しく言われたことがあると思います笑
その度になんだこいつは。という気持ちを持った人もいるかも知れません。僕はその反骨心が意外にも重要なのではないかと思っています。

実は僕はこの反骨心から強いモチベーションを持ってやっていました。(ラクロス に関わらず)
〇〇を見返してやるという反骨心と〇〇に喜んでもらいたいという2つの感情によって、モチベーションが湧くんですよね。


来年のチームは2、3年で作り上げて行くものだと勝手に思っています。


今年よりも強いチームを作り上げて下さい。


リーグ戦前の戦績は何も意味がありません。常にリーグ戦をイメージして1年間戦い抜いて下さい。


1年後の戦果を楽しみに社会人一年目を過ごそうと思います。





・最後にみんなへの感謝と共に4年間を振り返っていきたいと思います。


まずは永遠の友、2組メンツ(たか、周平、スドキン、どん)



俺らがラクロス部に入ったら絶対日本一なれんだろと冗談半分マジ半分で豪語していた高校三年生の3月が懐かしいです。バレ大優勝、運動会優勝、次は日本一の挑戦⁉︎
今では副将にOF幹部にFOリーダーに日本代表という。周平の日本代表はマジで努力の賜物。玄人のたか。ワノ国のすど。どんはFO界のスピルバーグ。みんなとは数えきれない程の思い出があり、本当にお世話になりました。


次に主将
まずは、ひろしが出れない間勝ち続けられなくてすまない。今シーズン誰よりもチームを引っ張り、鼓舞し続けてもらっていたにも関わらず、その代わりとなってチームを率いて勝てなかったことが本当に申し訳ない。33期の主将として4年間ずっと引っ張り続けてくれたことに感謝と敬意を持って、最終戦戦い抜きます。そして何よりいつもアシストありがとう。


そして勝さん一真さん
1年生コーチからOFコーチと僕らの4年間を自分のことのように思い、一緒に戦い続けてくれてありがとうございます。
1年生の頃カズマさんと出会ったことが僕のラクロス人生での1番のターニングポイント。次の日朝練なのに夜中の1,2時らへんまで河川敷で11をやったのがつい先日のことのようです。練習量、他者へのコミット等全てのベースがこの一年で整いました。勝手に3年間66番をつけて後を追っていましたが、14得点という壁は越えられませんでした。
入部してすぐの新歓コンパにて勝さんの言葉に魅了され、「日本代表3人は出す必要があるな。」の言葉を叶えたのは、周平ただ1人でした。今年学んだことは、「選択と集中」。これからも大切にしていきます。


ウルフさん
僕が1年目の時から、4年間HCを務めていただきありがとうございました。今シーズンのチームには特に期待してくれていたと思います。勝てなくてすみません。


笠間さん、モナさん、渉さん
今シーズンから共に戦うメンバーとなり、青学に新しい風を吹かせてくれました。ラクロスにいきるフィジカル強化では新たな考え方を教わり、「今ここ自分」は法政戦を戦う上で目先の1点に執着でき、常勝チームの考え方や当たり前の文化を数多く学びました。勝って恩返しできないことが非常に心残りです。共に戦い抜いてくれてありがとうございました。


STFへ
みんなに感謝しています。どの組織も年々幅を広げ、果敢に挑戦して行く組織であったと感じています。特に今年は、笠間さんモナさん渉さんの加入で新たな視点が増え、リーダーを筆頭に様々な+αを日々追い求めていたと思っています。
とにかく勝てなかったことが申し訳ない。感謝でいっぱいです。


会長(佐藤氏)、副会長(里中氏)



大事なのはボケを拾うツッコミであるという気づきから、毎日の日々が楽しかったです。


OF陣



今年1年間ありがとう。4年生は阿吽の呼吸があり、喋らなくても意図が共有できるという感覚で本当に頼もしかったです。明日の試合は、最後の集大成見せましょう。

西田、こうき、しん、光、そうし、
積み上げることを忘れずに最後の1年走り切れ!
日々の練習で色々伝えたつもり!


2年生へ



ウィンター3位のストーリーは僕の中でプチ伝説です。厳しい環境に耐え、こだわり続けたからこその3位でしょう。(早稲田はライド強すぎた)
そんなみんなと今年は同じチームでプレーしている。感慨深いですねえ。
来年はチームの中心となり、OF、DFを率いて戦って下さい。

たいせい、かんた、こうた
来年はポジションリーダーに副将ですか!
1年生の頃からのリーダーシップっで牽引してくれ。
good luck!

まさ
OFに挑戦することで、幅が広がりもっとラクロス上手くなる。シュー練壁あてハッシュドビーフから逃げるな!ここから極めてくれ。来年のリーグ戦ではOMで躍動していることを期待してます。

たくみ
筋トレ。筋トレ。

たいしょう
最後の最後でついにAに来ましたね。Bリーグ6得点は自信持っていいぞ!





最後の最後に、両親へ!
22年間ありがとう!
お父さん、全ての試合を楽しみにしてくれていましたね。サポートありがとう!
お母さん、今年の活躍はどうですか⁉︎毎日パワーもらってます。これからも見守っていてくれい!




ではでは、明日の最終戦は4年間の集大成で締めましょう。




#2 樋口峻暢


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