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2022

4年 ATリーダー 大塚周平

今年度、ATリーダーを務めさせて頂いている大塚周平です。


先日、ひぐとひろしとすどとラーメンを食べながら引退ライフについて話していたのですが、樋口くんがもうすでに引退ライフの計画立ててました。すごい楽しもうとしてました。


最後のブログです。

長くて拙い文章となっていますが、お許し下さい。


まずは、個人的な4年間の歩みを振り返ろうと思います。ほんとに個人的な話+ダラダラ思ったことを書いているので興味ない人は飛ばしてください。



「日本一」になるためラクロス部に入部した。


なんでか分からないけど仲間と死ぬほど努力して最高の景色を見るのが夢だった。


日本一に向けて毎日を全力で過ごす。そんな生活を最高の仲間とすることが幸福であり、どんなことよりも楽しいと自分は感じる。


また個人的には、自分自身の力で日本一に導くことができる選手になることが理想だった。だから入部した時から「日本代表」という個人目標を立てて、周りに言い散らかし自分を追い込んだ。

1年の頃ひろしと絶対に日本代表になろうと2人で約束を交わし、計画を立てた。(この約束は未だに続いている)


入部してからは、毎日朝から晩まで壁当て、シュー練、筋トレ。授業中(?)も移動中もずっとラクロスの動画を見て研究した。

日本一、日本代表になるために、全ての時間をラクロスに注いだ。


結果、怪我でサマーに出ることができず。

勝利に導くどころか、ボックスで仲間が負ける姿を見ることしか出来なかった。負けて泣いている選手やスタッフ、ガッカリしていたコーチ陣。あの瞬間は、一生忘れない。


ウィンターは、絶対に優勝に導きたい一心で、オフなんてものはなくなり、サマー前の2倍練習した。

ベンチも80kgから105kgまで進化した。


そんな数値的な自信も持ちつつ望んだウィンター。

当日は、ここまでの歩みを振り返り勝利を確信していた。


結果、関東制覇達成。

個人的には、大会で最多得点をした。

MVPを狙っていたがとしぽこに取られた。としぽこがいたから優勝できたと言えるほどの活躍だった。


このウィンターまでの1年は、死ぬほど楽しかった。

仲間と目標に向かって努力を重ね最高の景色を見るという自分の夢そのものだった。これが日本一だったらとワクワクが止まらなかったのを覚えている。


そこからは計画通りと見せかけて想定外なことも多かった。

計画通りの関東ユース選出、想定外のu19選考会招集。


日本代表になるためには、リーグ戦で新人王をとってアピールしなければならないと思っていたため、自分にとっては最高のニスク(?)だった。


全国のレベルの高い選手達とやるラクロスは楽しい反面、求められる世界レベルのフィジカルやスティックスキル、選考のプレッシャーで一言で言うとえぐかった。 

でも、自分が知らなかったことや拘ったことがないような技術、知識などを吸収することができ、代表活動によって死ぬほど成長することができた。


そんなこんなで、2年生。

2年生も想定外のことが起きた。

それはみんなも知っているコロナっていうやつ。

このコロナ期間誰よりも成長することができた。

師匠でもある高島遊さん(立教2つ上の日本代表)と壁当てやショット練をさせてもらい、知識や技術を全て吸収した。

ここで後輩に。うまくなるためにはうまい人と練習をすること、知識や技術を吸収しまくることがお勧めです。後は、練習に誘う勇気。


この期間ひろしとめっちゃ電話した覚えがある。日本代表になるために何が足りないか、日本一になるためにどうすればいいのかなどたくさん話した。何かふと思ったことや相談があれば、すぐひろしに電話した。ひろしの熱い想いを聞くのがなにより楽しかった。こんなに熱いやつが近くにいるだけで元気が出る。


やばい、長くなってしまいそうです。れんやとかもう飽きてるでしょ。



僕の大好きな2つ上の主将が2年後日本一を取るという計画をしてくれた。しかしコロナにより一部昇格はなくなり特別大会となった。

(その時の想いは2年生の頃のブログに書いたので省略します)


個人的には、点をたくさん取ることができたが、一切満足出来なかった。自分が想像していたのはこんなんもんじゃない。これで日本一に向けて一部の舞台でチームを引っ張れるのかと常に自分に問い続け練習を重ねた。


そして3年生。

今年一部に上がらなければ日本一の夢は途切れる。それは自分にとって目標がなくなり全てが無になるのと一緒だった。

しかし待っていたのは怪我の嵐。

3年生の練習試合はほとんど怪我で出れなかった。怪我でもできることはやっていたが、日に日に下手になる自分がほんとに耐えられなかった。

結果は、2回戦筑波に負け「日本一」という夢は途切れた。

サマー全敗から2年。

また負けて、泣いている選手やスタッフ、残念そうなコーチ陣、引退した先輩方。

同じ景色だった。

勝利に導きたいという想いでやってきた分、このリーグ戦で1得点しかできなかった自分を死ぬほど恨んだ。


4年生。

今年は幹部をやらさせてもらった。

ただ組織的な部分はほとんど力になれていない。ひろしとひぐとすどに任せきり。

ただかずまさんも書いてくれたが、自分の役割は入部1ヶ月で決まっている。自分はそこに全振りすることが青学ラクロス部のためだと思った。

今年は、去年の反省を活かし怪我しない体作りを意識した。笠間さんのパーソナルトレーニングを受けに行き、月曜日などオフの日は体のケアをしてもらった。

自主練も死ぬほどやった。週6で筋トレし、壁当てに行かなかった日は思い出せない。


まぁ結果は言うまでもない。自分のせいで負けた。

また怪我、動かない足、決めきれない技術力。今年は凄まじいプレッシャーとの戦いだった。

u21という肩書きや自分のことをエースと呼んでくれる人、シュートは決めて当たり前、1on1も勝って当たり前、パスミスしたらしらける、お前が決めないと勝てないなど沢山のことを言われた。

だから、ガムシャラに練習した。親にも今から壁行くの!?また?と何回も言われた。チームを一部昇格に導くこと、みんなの期待に応えること、いつからか、それしか考えられなくなってた。

色んな重圧がしんどかったし、もっと純粋にラクロスを楽しみたかった。


でも今年1年、多くの経験をした。


幹部達と夜遅くまでミーティングしたこと。


一部校相手に連勝したこと。


不祥事が起きてたくさん悩んだこと。


青学の弱さと向き合ったこと。


日本代表として世界と戦ったこと。


一部昇格ができなかったこと。


ほんとに辛く楽しい1年だった。



ラクロス部に入部した時の自分の理想とは程遠いけど、後悔と誇りの詰まった最高の4年間だった。



・後輩に伝えたいこと

自分が入部した時のラクロス部の印象はこれだ。


練習をやらされている人大多数。やる人がおかしいという風潮。厳しいことが悪。自主練習に上級生はほぼ来ない、練習の雰囲気の緩さ、など。


自分はこんな青学を変えたかった。


現在、青学ラクロス部が後輩にどう映ってるかはわからない。


常に「日本一」という目標に向かって行動できる。判断軸は日本一に近づくかどうか、勝利に近づくかどうか。そんな組織が本来あるべき姿だと思う。


だからこそ、今年はひろしを中心に青学の弱さにとことん向き合った。細かい細部まで拘る(マスク付ける、バック並べる、セット早くする、グラボ最後まで拘る、パスもフリーからボックス、パスピ)ことやミスに厳しくすること、緩い雰囲気を占めること、自主練に来ないことはあり得ない風潮、いろいろある。まだまだ自分も含め全然できてないが、今年ようやく青学はスタートラインに立った気がする。


拘る部分を知れたと思う。今年のリーグ戦の負け方を含めどこまで拘れば勝てるのかを学んだと思う。

日常生活を含め、全てラクロスの勝敗に繋がってる。

少しでも気を緩めたら青学の弱さはすぐに戻ってくる。

最高の主将が残してくれた「拘り」を忘れないでほしい。


1人1人が向き合えば絶対に勝てる。

心の底から応援してる。



ここからは感謝を書いていきます。長くなってしまい、ここからも個人的なものなので読みたい人だけ読んでください。



まずは両親

幼稚園から何不自由なく好きなことをさせてくれてありがとう。

朝早くからのおにぎりや、毎回試合応援、世界大会もアイルランドまで来てくれてありがとう。日本一を取りたかったけど、取れなかったので社会人で日本一目指します。

本当に迷惑ばかりかけてきたけど、最後の試合まで全力で頑張るので応援お願いします。



スタッフ

スタッフはプレーできないから、今年は、ただただ悔しい想いをさせてしまって申し訳ないです。スタッフのためにも勝ちたかった。今まで、プレーに集中できる環境を用意してくれてほんとにありがとう。

・マネージャー

今年のマネージャーはほんとに頼もしかった。審判も派遣行ってたくさん勉強して、近くで見てたからこそ大変なのは知ってる。全体ミーティングでルールについての講習だったり、グラメ、タイム、そしてクロスチェック。全てが勝利の要因だった。ありがとう。

・AS

今年はたくさんのデータをチームに還元してくれてありがとう。高橋も書いてたけどめちゃくちゃ活用してました。すぐに計算してパーセンテージ出してくれていつもすごいなぁ〜って感心してました。ASのデータも勝利の要因だった。ありがとう。

・トレーナー

今年のトレーナーユニットは、青学を変えてくれたと思ってます。知識量、勉強量、指示出し、本当にすごかった。自分は怪我ばかりだから、いつもテーピングたくさんお世話になりました。何を聞いても答えてくれるそんな安心感がありました。そんなトレーナーも勝利の要因だった。ありがとう。


同期スタッフ

今年、勝つことができなくて本当にごめん。

プレーヤーに負けない熱量、勝利への執着心、常に上を目指す向上心、見てて誇らしかったです。この5人が同期でよかった。ありがとう。


マネージャーリーダー

いつも支えてくれてありがとう。

これからもお世話になります。


たか、ひぐ、すど、ドンファン

バレーボール大会、運動会、全国ラクロス選手権大会

三冠達成ならずだったけど、お前らとおんなじ部活でできてほんとに楽しかった。2組最高!これからもずっとよろしく。



オフェンス幹部

代表活動でほんとに迷惑をかけたし、任せきりだった。ほんとにありがとう。

4人でオフェンスコンセプトを考える時間、たわいもない会話しながら、来週のメニューを考える時間、全てが楽しかった。

みんなとだからこんなに最高なオフェンスを作り上げることができた。来週10点以上付けて最強オフェンス証明しよう。


たいせい

さっきも書いたけど、来年、再来年思ったよりも大きなプレッシャーがかかると思う。それでも、時には人に頼ってみんなと点を取るという意識を忘れないでね。

ほんとにうまいよ。頑張れ!


こうき

ダッチ踏みながらラップするのやめてくれ笑

まだまだ成長できる。自分の固定概念にとらわれないで、色んな人の意見を吸収して上手くなっていってほしい。どんどん上手くなってるから自信持ってな。チームにかける熱い想い伝わってたよ。ラストイヤー頑張れ!


しょう

ラクロス大好きすぎて、もう話止まらんよな。

今年一年1番上手くなったのはしょうかもね。

毎週月曜の合トレ引退しても続けような。頑張れ!



しんのすけ

ほんとにしんのすけとの壁当て楽しかったな。

しんが入部してからずっと毎日壁当て行ってたもんな。また、けいすけさんと3人で集まりたいね。

今年プレー面で厳しく色々なことを言われたと思う。それでも挫けず努力してる姿ちゃんと見てたよ。

66でも練習試合でもしんのすけの得点誰よりも喜んでる。学芸戦期待してる。

いつでも北千束呼んでね。頑張れ!



かずまさん、勝さん

一年生の頃にコーチとして出会えたのがお二人でほんとに良かったです。目標に対する道標になってくれてありがとうございました。お二人が教えてくれたから今の自分があり、こんなに多くの経験ができたと思っています。ほんとに感謝しています。最後の年お二人と1部昇格したかったです。ほんとにありがとうございました!


笠間ニキ

青学の弱い部分を徹底的に鍛えてくれてありがとうございます。個人的にもたくさんお世話になりました。パーソナルに怪我予防、ケアまで何から何までありがとうございます。アイルランド戻りたいっすね笑

これからもお世話になります!


モナさん

DF幹部ほど関わりは少なかったですが、モナさんがもたらしてくれたものは何よりも大きかったと思っています。プレーの細部まで拘ること、やることは何も変わらない、今、ここ、自分。ありがとうございました!入れ替え戦応援してます。


わたるさん

最初に片岡屋に幹部で集まったのが懐かしいです。言語化能力や聞いたらわかりやすい答えがすぐ返ってくる、また組織について色々なことを学ばさせていただきました。ほんとにありがとうございます。またひろしと3人で片岡屋でご飯食べましょう!ペペロンチーノでお願いします。


ウルフさん

青学のために時間を割いてヘッドコーチをして頂きありがとうございます。最後勝ってウルフさんを胴上げしたかったです。一年生の頃から、気に留めて頂き、色々教えて頂きありがとうございました!


同期

みんなが同期でほんとによかった。これにつきます。こんなラクロスしかしてないバカと仲良くしてくれてありがとう。最後の1年、幹部に選んでくれてありがとう。これからもよろしく。





しょーん

幼稚園からのマイメン。

マイライフにかかせない男。

今年全然部活来ないし、試合しかこないし、希少キャラになるなよ。

幼稚園からここまでありがとな。

ともひろと明日か明後日行かね??



最後にひろし

もう何を書けばいいのかわからない。

世界一感謝してる。

ひろしがいたからここまで頑張れた。

日本一や日本代表にどうやったらなれるのかたくさん話したな。

2人で語り合った日々がほんとに楽しかったし、毎日元気もらってた。

一年の頃、ランキング1位争いしてたのが懐かしい。

最高なライバルであり最高な相棒。

日本一の主将だった。

ありがとう。



長くなりました。


ラクロスが人生を変えてくれた。

ほんとに激アツな4年間。


引退まであと4日。

最後まで、未来の青学ラクロス部のために全力で。


ラクロスに出会えて、ラクロス部に入り、みんなと出会えて幸せな大学生活でした。



#3  大塚周平


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