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2022

3年 早野慶

こんにちは。ゴーリーの早野です。



親指テーピングで予想外に感動させられた名トレーナーほのみと、練習を覗くと高確率で気持ちいいチェックをかましてるそうちゃんからバトンをもらいました。




様々ことがあった今シーズン。とあることでラクロスに劣らない自分の人生史上トップクラスの挫折を経験しましたが、今ではすっかり忘れているので、ここではラクロスのことだけ書こうと思います。




端的にまとめるのが下手なので長いかと思います。まあでも、年1だし気にせず始めます。




読みに来てくれた方々ありがとうございます。





1年前の今頃、ゴーリーに転向した。




自分がいたBチームでもリーグ戦がいよいよ始まるというタイミングでの決断が本当に正しいのか、かなり迷った。




しかしぽこさんと相談した時に言われた「今シーズンのB・育成リーグよりも4年(のリーグ戦)の時にどうありたいかを考えた方がいい」というアドバイスに背中を押してもらい、転向を決意した。




2年目のシーズンの終わりに転向するということがどういう事か、覚悟は決めていた。



とは言いつつも、それまでプレーしてきたFOerとして試合に出ることを辞めたことで、リーグ戦期間の間何度も無力感を抱いた。また舞台は異なれどリーグ戦で活躍する先輩や同期を見てやっぱり試合に出れない悔しさを幾度となく感じた。





こうして募った思いが、自分の中で1年後のリーグ戦への思いを強くした。




そして


「来シーズンAチームでリーグ戦のボックスに入る」


という目標を立てた。








こうして迎えた今シーズン。冬オフ期間に重ねたシュー練で培った練習量という僅かな自信を一瞬で打ち砕くほどの挫折や屈辱を味わった。




例えば、


・練習中のセーブ率/セーブ数は毎回最下位

・ある日の左上2on2で完全に打たせたようなショットが8本全て入る

・シュー練で体が全く動かなかった結果、たまたま足やヘルメットに当たっただけで大盛り上がり



などなど。




必ず見返してやるという気持ちでめっちゃ練習した。最初のABわけではBチームだったが、あくまで目標はリーグ戦だと言い聞かせて、とにかく自主練をした(今よりやっていたと思う。今1番やらなければいけない時期なのに)。





そしたら4月27日、にいじゅくみらいに行く途中の千代田線車内で入れ替えのLINEがきた。初めてAチームに上がることができた。



このままリーグ戦の日まで、成長し続けて、目標を絶対に達成しようと心に決めた。






(少し逸れるが、ある朝練に日体の4年ゴーリーの方が来てくださり、目標を聞かれてボックス入りと答えた時に言われた「ボックス入り目標にしてたら、ボックス入りで止まっちゃうよ」という言葉を最近何度も思い出す)






そして迎えたリーグ戦期間。自分は今どこにいるか。




ボックスに入ることは出来た。




しかしぽこさんの怪我という、想像もしなかった形での繰り上げである。




また、Aチームに上がったあの日からずっと(一方的に)ライバル視していた秋山さんにも負けた形になった。



言葉が出ないくらい悔しかった。




もしぽこさんの怪我が無かったら、自分はボックスに入れてもいない。




最初はどこが負けているのか、正直あまり分からなかった。



というのも、Aチームに帯同し、1部校相手にも勝利が続いていたあの期間、勝利という結果によって、自分の実力以上の自信や、このチームに居るという誇りも抱くようになっていた。



このままリーグ戦も絶対全勝して一部に上がる。自分もその一員になる。



心からそう思っていた。



だからこそ、ぽこさんが怪我してしまったと聞いた時ものすごい悲しかった。しかしその時、悲しむと同時に、日体の方に言われたあの言葉とその続きを思い出した。



「Aチームにいるなら1枚目と同じ結果を求められる。」




ぽこさんの怪我がリーグ戦に間に合わないかもしれないと分かってから初戦までの2週間、スタメンで出ることだけを目標に練習した。



今思うと、もっと早い段階からスタメンで出ることを目標に努力していたら、違った結果があったかもしれない。



しかしそんなことを悔いる時間は無かった。秋山さんを尊敬する気持ち忘れず抱きつつ、絶対に負けないと思って取り組んだ。




しかし負けた。






それからはとてもあっという間だった。




初戦の埼玉戦、理想的な試合展開から4Qに出場機会をいただいたが、3失点してチームの流れを完全に断ち切ってしまった。



先日の筑波戦、ボックスから声を上げることと、獅子奮迅の活躍をする秋山さんを鼓舞することしかできなかった。




AかBかという違いだけで、去年と同じような感情を抱いてしまっている自分が情けない。




でも秋山さんの活躍や、悔しいながらも自分が出場したBリーグを通して、何が負けている、何が違うのかがはっきりと分かった。




「勝利の要因になれているか」だと思う。





これを決める要素は「実力」そして「信頼」だ。




実力の部分を細かく噛み砕いても仕方ないと思う。少しでも実力を上げられるようにこれからもより一層シュート1本、シャドー1回にこだわり続ける。まだリーグ戦は4試合ある。




では信頼はどのように培われるのか。ひとつは純粋な実力。あいつは止めれるという安心感。もうひとつは、「ゴーリーとしていかにDF組織と関わるか」だと思う。




自分はミスを恐れるあまり消極的な判断が最近目立っていたように思う。



以前は積極的に出せたクリアのロングパスも最近クリース周りを気にしすぎて出せない。



シュートをいつ打たれるかことばかり考えてしまい、66後の反省に主体的に参加できない。



こういったことが重なって、頼れるDF陣とは別に自分1人でプレーしているような状況を自分で作ってしまっていた。そしてDF陣に迷惑をかけてしまっていた。



そう思って振り返ると、今までAチームで勝てた試合も自分ではなく、DF陣のおかげである。相手より失点を少なくできたのは、頼もしいDF陣のおかげだ。





それをBリーグで痛感した。








Aチームに比べたらゴーリーとしてもっとDF陣に働きかける必要がある。そして何より自分の1セーブがより大切だと思って挑んだ法政戦と早稲田戦。




結果2試合とも負けた。





何個セーブしたかではない。相手よりいかにして失点を減らしたかどうか。



自分を過信して押し上げの指示を出さずに打たれたあの1本。

止めたら流れを変えられたかもしれないあの1本。

シャドーをあと1日10回増やしてたら止められたかもしれないあのファー上への1本。




また1人で戦ってしまった。



この2試合に賭けてた人がいたのに、本当に申し訳ない。



勝ちの要因になれないどころか、負けの1番の要因になってしまった。





その点で秋山さんはリーグ戦2試合、DF陣の一員として戦い、初戦は勝利の要因に確実になっていた。

筑波戦も秋山さんのセーブが無ければ負けていた。




ぽこさんもそうだ。怪我してしまってから特に自分とそこの違いを感じる。周りの発言でもそれが分かる。




この差を埋めるのは難しい。試合で急にアピールはできない。だからこそ、これからAチームで練習させてもらえる機会がまたあれば、前だけ見てプレーしようと思う。





これ以上失うものは何もない。守るものはゴールだけ。




勝利の要因になりたい。





あとリーグ戦は4戦ある。

残り全部勝って、入れ替え戦で勝って一部に上がる。このチームなら必ずできる。





本気でこのチームで勝ちたい。




今も頼りないが、それでもここまで成長させてくれた4年生とまだラクロスがしたい。



4年生だけじゃなくて、心の支えになっている同期、刺激を貰い続けている2年生と入れ替え戦勝ちたい。




チームのために、出来ることをやり続ける。最高の準備をする。試合で自分が出る瞬間の為に練習し続ける。ボックスから相手を観察し続ける。



もっとできる。



1番練習しよう。

1番成長しよう。

あの時よりも。





必ず1部に行こう。





次は誰よりも強いむらさき愛を持つあやねと、元相棒のじょうたろうです。


(そろそろ携帯買い替えようかなと思ってiPhone14見てたら、新色でパープル出てたよ)



長くなりましたが読んでくれてありがとうございます。




本文は終わりです!


少しネガティブな内容も含んだので、最後にいろんな人への感謝を短めに書きます。




 



スタッフのみなさん

日々活動できているのは他でもない、スタッフの方々のおかげです。プレーヤー以上の熱意を持って練習・組織を良いものにしようと取り組んでもらっているお陰で、自分達プレーヤーが毎日ラクロスに打ち込めています。本当にありがとうございます。今後今よりもさらに、何気ないありがとうを伝えようと思います。そして感謝をプレーで表現するのでこれからもよろしくお願いします!





DFチームの4年生方

4年生のおかげで今の自分があります。時に優しく、時に厳しく教えてくださり感謝してます。期待(があるかは分かりませんが)に応えられずすみません。本当に最強のDF陣だと思ってるし、ボックスから筑波戦見て、またこの方たちと一緒に守りたいって思いました。これからは積極性を常に忘れないながらも、冷静にプレーします。

このまま控えゴーリーで終わりません!これからもよろしくお願いします。




Bチームのみんな

2試合ごめん。残り2戦絶対勝とう。今シーズン最後に結果を残すだけじゃなくて、来シーズンの下地作りはもう始まってる。一緒にラクロスしてて本当に楽しいチーム。でも楽しいだけなら勝てない。勝った時が1番楽しいはずだから、がんばろう。





ここからは個人的にお世話になった人です!





ぽこさん


いつまで経っても憧れであり、目標です!

一緒にプレー出来る日を信じて、1日も早い回復をお祈りしてます。まだまだぽこさんは遠い存在ですが、これからも教えてください。文章だけでは感謝を伝えられないのでこの辺にします。

筑波戦ボックスにぽこさんいた時ごーりーずみんなで戦ってる気がしてめっちゃ嬉しかったです。

(フェイスなるって決めた時、「ゴーリーに欲しかったなー」ってぽこさん言ってたの覚えてますか?笑。ちょっと遅れたけど言った通りになってました!)





秋山さん

目標であり、ライバルです!

負けた時はめっちゃ悔しかったけど、そもそも勝ててなかったのかなって思ってます笑。でもこのまま負けたままで終わりません!リーグ戦で活躍する秋山さん見て更に火がつきました。けどまず第一にDFチーム、ごーりーずとして一緒に戦い続けましょう!怪我しないでください!








しん


いつもありがとう。お前のおかげでもっとシュート止められるようになりたいって思ったし、成長する原動力になってくれたと本当に思ってる。リーグ戦期間お互い悔しい戦いが続いてるけど、最後笑って終わることを1番に考えようぜ。勝ちに貢献しよう。ワンツー重続しかできてないからあと1人欲しいな。そいつとまたシュー練やろうぜ!




そうし

お前とは最近練習場所被った時に帰るだけの関係になってるのがなんか寂しいぜ。しんと3人で高め合ってた5月、3人の中で最後におれがAチームあがってた時、「えぐい、おめでとう。これからもっと頑張ろう」って言ってくれたの誰だよ。

最近シュー練もしてないし、エニタイムもあんまり一緒に行かないけど筋トレしすぎるくらいならラクロスやりまくろうぜ。とりあえずお前が点決めるの楽しみだわ。あしたまた練習一緒に行こう。




じょうたろう

フェイスとしてのお前が強くてあんまり勝てなくなってたから転向考えたのもちょっとある。本当に。そんくらい手元強いんだしフィジカルもあるんだし、まだまだ一緒に上手くなろうぜ。ゆうきとタイプ違うんだから2人とも来年絶対戦力として必要なんだから、まずBリーグでポゼ取って勝ちに繋げるフェイス後ろから見るの、楽しみにしてるわ。




ひかる

最近シュー練一緒にしてくれてありがとうな。普段天然な感じでフワフワしてんのに、グランドじゃスピード乗って颯爽と点奪ってくからカッコいいわ。これからもあの神グランドで練習しよう。コロナお大事にな!




こうき

去年Bチームの試合で毎回点決めてた大エースとプレーできて嬉しいぜ。いろいろチームのこと考えてる姿勢とか伝わってるし、来年のためにも残りの今シーズン全力で戦おうぜ。一緒にリーグ戦でスタメンのとこに並ぶぞ。




ようだい

ようだいは勝手におれが世話になってるわ。去年から2年生で唯一リーグ戦出てて、今年もあの時見てた姿そのままにフィールド走りまくっててすげぇ。DFチームでずっといる同期おまえだけだし、尊敬してる。これからもDF引っ張ってくれ。頼れるGになって来年DF組織作れるように頑張るわ。左手お大事にな。




ゆうき

フェイスはじめて1年足らずでリーグ戦出てて、センスえぐいんかって思ってたけど、めっちゃ多大のフェイス達とかと切磋琢磨して努力してるの知ってるし、じょうたろうと一緒に最強フェイスユニット作ってな。一緒にリーグ戦のグランド立てるようにがんばるわ。




たいち

B幹部グルに入ってからたいちがどんだけBチームの為にがんばってるのか初めて知った。それだけじゃなくて自分もリーグ戦に関わる立場としてプレーにも手を抜かない姿には脱帽だわ。

たいちとは他のやつと違ってたいちとしか達成目標がある。リーグ戦でもBチームでも活躍しようぜ。




終わります!



残りの人は書くことが無かったんじゃなくて、ちょっと疲れてきて、明日の朝練寝坊したくないので切り上げます。



大周と歩、来年最強のゴーリー陣つくろうぜ。




#14 早野慶



WRITER:早野慶
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