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2020

4年 佐々木日向子

和智くんから回ってきましたひなこ嬢こと4年ASの佐々木日向子です!

いつも送迎してくれて本当にありがとう?



4年スタッフのトップバッターというのは非常に荷が重いですが、拙いながら書いてみます。






こんなはずじゃなかった、、、





コロナによりそれまでの日常が奪われ、8ヶ月以上が経つ。

その間何度そう思ったことだろう



先輩たちの追いコンも1年生の新歓も合宿も全て無くなってしまった。



自主練やオンラインでのトレーニングやミーティングはどうにか行われていたけれど、ソーシャルディスタンスはそのまま部員の心の距離を生んでしまったように感じていた。



それまでは毎日ノーメイクでも寝癖が付いていたって皆んなと顔を合わせていたのに、オンラインミーティングではカメラオフにする部員ばかりで、スタートしたはずの中山組が解けていってしまうような気がして不安と寂しさを感じていた。



やっと自粛期間が明け、ようやくチームがリスタートできると思っていた矢先、告げられた入れ替え戦中止の決定。

それは一部昇格を入部当初からずっと目標にしてきた私たちにとっては目標を失うことであり、部員誰もがどこを目指して走りきればいいのかわからなくなってしまうのも当然のことだった。



私自身も何のために日々の練習データをとり、まとめなくてはいけないのか、チームにおける存在意義がわからなくなってしまっていた。

よくプレイヤーの中で"単純にラクロスが好きだから"というフレーズを聞くけれど、残念ながら自分にはそういう気持ちもなかった。




そんな中で行われた同期ミーティングでのこと。

代替わりをせず引退まで現役を続ける人と聞かれ手を挙げたのはプレイヤー5人と私1人、、、正直とても驚いた。


人数が少ないことにも驚いたけれど、逆に私自身はどうして当たり前のように続ける選択を迷わずしているのかその時は明確な答えが見つからなかった。

ただ、たとえスタッフ1人になっても続ける意思があったことは確かだった。



それから私は何度も自問自答を繰り返した。




そして、ようやく結論めいた答えに辿り着いた。

私は中高一貫校でバスケ部に所属していたが、中学生チームを引退し高校の練習に参加し始めた矢先、前十字靭帯断裂してしまった。約8ヶ月間の孤独なリハビリ、復帰後も再発への恐怖心との闘い。

部活動において楽しいと思える瞬間なんてほとんどなかった。

同期の活躍を目の当たりして、毎日怪我さえしなければと悔やみ妬んでいたように思う。

そんな私の様子を見て家族は退部という選択肢を進めたが、それは絶対にしないと即答したのを今でも覚えている。



当時は退部=負けな気がして…

また、それまでの自分自身の苦しみ頑張りが無かったものになってしまうようで続けること以外考えられなかった。



そして迎えた引退試合、出場時間は僅かだったが、終わった瞬間見ることができたチームメイトの表情と初めて頑張りを認めてくれた顧問の激励の言葉はたぶん一生忘れることがないと思う。

今日までここにいたからこそ見ることができた景色とその時に得られた自信と達成感は必ず自分の財産になると思えたし、実際に今の自分の核になっている気がする。



そういう経験があったからこそ、今回も迷わずに続けることを選んだ。



そしてもう一つの理由は

体育会の学生であるということへの誇りと責任だ。(こういう事を思うのは家庭環境が大きく影響しているとは思うが)


私たち体育会は日々学校の名を背負って活動し、学校やOB・OGの方々から多大なるご支援を受けて活動が成り立っているわけで、そこへのプライドと責任を感じなくてはいけないのではないだろうか。


例えば私たちの部は民間のグラウンドを使用することが多く、そのような場所でも個人としてではなく体育会の学生としての振る舞いやあり方が求められている。


こういった規制や縛りのようなものは時に窮屈で不自由だと思うことがあるけれど、でもその中で規律を守り最後まで貫いた者だけが見ることができる景色もあると私は信じている。



4年生の皆んな、プライドと誇りを持って最後まで頑張ろうね!





~ASの後輩たちへ~

まずはここちゃん!

貴方には本当に感謝しています。

私がASのハンドルであったならば、ここちゃんは止まることのないエンジンだと思っています。どんなに私が迷走していても、常に今やるべき事を忠実にこなしてくれていたからこそ目指していた方向に軌道修正しながらも進んでこれました。

きっといろいろな想いがあっただろうけど、ぐっと堪えてくれていたよね。

ここちゃんとだったから2年間やってこれました。

本当に感謝しています、心からありがとう。


次はゆいちゃん。

ゆいちゃんは1年生の頃からヘビーな仕事を任されることが多く、ASとしてのプロ意識が育成せずともあったよね。

本当は弱音を吐きたい時も全部頼りたいと思う時もあっただろうに、任せてばかりでごめんね、、

ゆいちゃんのブレないASとしての姿勢は本当に素晴らしいと思うし、これからもずっと大切にしていってほしいです。来シーズンはここちゃんのことを全力で支えてあげてね。


最後にゆきな、ゆかちゃん、ななかちゃん、ゆりちゃんへ

それぞれいろいろな想いがあっただろうけど、縁あってASになってくれたんだと思っています。実際に皆んな飲み込みが早くて、既に期待以上です。(これ本当よ!笑)

でもそのうち4人の中でも考え方や方針が異なる時が来るかもしれないけど、そんな時は面倒だけど必ず時間をかけて全員が納得できる方向を模索していってね。


以上!






本当は恵介以下プレイヤーにもあすか以下スタッフにも1人1人伝えたい愛が沢山ありますが、この辺にしておきます?



次はポーカーフェイスの裏にある本音をいつか読み取りたいもんたです!

よろしく〜?


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