青山学院大学体育会ラクロス部男子 EAGLES

自分は今、トップチームでプレー"させて頂いている"

自分としては、実力でトップチームにいるのではなく、としきが怪我をした流れで、うやむやのままトップチームにいるだけだと思っている。
としきが怪我なくプレーし続けていたとしても、今頃自分がトップチームにいたと自信をもって言えないのが情けない。

だが、現状トップチームでプレーさせて頂いている以上、ウジウジ考えていてもしょうがない。
情けなさや悔しさは感じても、それを下を向いて立ち止まる理由にしてはいけない。

自分が今すべきことは、特別試合までに、4年生が引退するまでに、ほんの少しでも上手くなることだ。

今年はコロナウイルスの流行拡大によって、チームでの練習が数ヶ月の間行えなかった。
本来ならば、その数ヶ月間で4年生のショットが何本受けれただろうか。DFの先輩方に何回質問できただろうか。吾郎さんのプレーを何時間近くで見られただろうか。
ただでさえ下手くそな自分は、4年生から多くのことを吸収しなければならなかったのに、その機会が削られてしまった。

だからこそ、4年生と練習できる残り少ない時間を最大限に活用して、少しでも上手くなりたい。
そして、先輩方に上手くなった自分を見てもらいたい。

自分は多くを望めるような実力は持ち合わせていない。しかし、チャンスをもらえるならば、チームのためにゴールを死守する覚悟はできている。
最後まで自分たち後輩とプレーすることを選んでくれた先輩方に、少しでも恩返しをするために、自分に出来ることなら何でもしたい。

最後に、吾郎さん。
最後まで本当にお世話になっています。ネガティブになりがちな自分を、面倒臭がりながらも助けてくださってありがとうございます。
吾郎さんとプレーできる時間は多くはないですが、吾郎さんから少しでも多くのことを学びたいと思っています。最後まで面倒な後輩だとは思いますが、何卒よろしくお願いします。勝ちましょう。




#4 行川 賢