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2019

4年 丸田涼花


我らがASのおしゃべりモンスターしょーんけーから回ってきました、4年ASの丸田涼花です!


1年生の時からこのリーグ戦ブログが好きで、次は誰かな、次はいつかなって思って読んでたら、ついに最後の年の自分の番が回ってきてしまいました。


毎度毎度のことですが、私も今回のブログ長いです。笑
だけど、自分の等身大の思いをこのブログに込めたので、最後まで読んでいただけたら嬉しいです。








今年1月。
私はMGからASに転向しました。



突然のことでものすごくとまどいました。


ないものを一から作り上げるなんて。

それに、試合での仕事の中でスコアを取ることが1番苦手だった私がASになんてなっていいのかな。


弱気なことばかり頭に浮かんだけど、
チームのことを考えたらこれが1番なのだと思いASになることを決めました。






でも正直このASになってからの半年間は、
想像の何十倍も苦しいものでした。



ASとしての活動を始めようと思っても何から始めればいいかさえわからない。
高校から数えたらマネージャー歴は7年目だったけど、これまでの経験が全く通用しない世界に飛び込んでしまって、最上級生だけど1年生に戻ったような気分でした。




でも目の前のことを日々全力でやることが私のモットーだったので、


個人別でショット成功率とってみよう。
そのためのエクセル作ろう。
こんなデータとったらもっと役に立つんじゃないかな。
他大はどういうことやってるのか聞いてみよう。
試合の考察新しい視点から考えてみよう。
セカンドのためにはなにができるかな。
そろそろスカウティングの準備もしなきゃ。


こんなことを無い頭振り絞って毎日毎日考えていました。



それでもうまくいかないことばっかりで、チームの勝利に貢献できている感覚が全然ありませんでした。
だから今年のつま恋でTopチームが優勝した時、試合に勝った瞬間はものすごく嬉しかったものの、どこか物足りなく他人事のようで寂しい気持ちになりました。




ここに自分たちの、ASとしての力が加わったらもっとチームは強くなるんじゃないかな。
もっと心から喜べるんじゃないかな。


そう信じて、失敗しても間違っても自分たちができる最大限のことをやり続けました。









その中でぶつかった1番大きな壁は、
最上級生という重圧。


初めてのことばかりと言えどもリーダーという役割をいただいたからには私が引っ張っていかなきゃいけない。
言い訳なんていくらでも考えられるけど、それに甘えて逃げ道作っちゃいけないって自分に言い聞かせてました。



そりゃもちろん覚悟は決めてたけど、

いざ後輩に何か聞かれても正直、私だってわからない。
でも何か答えなきゃ。


ってやっているうちに、なんの道標も示すことのできない無力な自分が情けなくて仕方なくなりました。



挙げ句の果てには、リーグ戦初戦の前日ボックスに入るASのメンバーの交代があって、後輩に悔しい思いをさせてしまいました。後日ブログで日向子がこう書いているのを読んだ時、自分のことのように悔しかったし、今まで頑張ってきた後輩にこんな思いをさせてしまったこと、本当に申し訳なくなりました。





思い返せば、4年目は悔しい思いしかしてこなかった。
自分の実力とか信頼がないが故に、辛い状況を自らが作り出していることが身に染みて感じられて、
そんな自分自身に対していつも悔しい思いを抱いていた。







私この4年間なにやってたんだろうなあ。







今まで頑張ってきたこと全てが無駄だとは思わなかった、思いたくなかったけど、それ自体否定してしまいそうになって、


そう思うたびに涙が勝手に出てきました。


「また泣いてるの」って彰に言われるのが悔しかったから必死に涙を堪えてたけど、
結局いつもいつも泣いてしまっていました。





何が正しいかわからなくて、悩んで悩んで苦しくなることばかりでした。








でも何度悩んでも明日からももっと頑張ろうと思えるのは、




みんなと一緒に一部昇格したいから。


試合に勝つと嬉しくて、みんなも同じように笑ってて、その瞬間を味わいたいから。




ただそれだけのことなのです。





上入れ替えで勝って、みんなで喜んで、大騒ぎして、

そんな姿を想像したらワクワクしてきて、

自然と頑張ろうと思えた。






自分がこの部活に必要なのかわからなくなる時がある。

自分のモチベーションがなんなのかわからなくなる時だってある。


それでもいい。





自分の存在や頑張りの価値の大きさを考えている暇があるのなら、

今できる自分のベストを尽くしたほうがいい。



自分の置かれた状況を嘆いたり、できないことを"自分は向いてない"って諦めたり、初めてのことを"わからない"で片付けたりするのは簡単です。

でも結局それじゃ何も変わらないから。

"わからないからやらない"のか
"わからないけどやってみよう"なのか

私は後者を選びます。







私にはあんまり大きなことはできません。まだまだ知識だって少ないし彰に頼りっきりな部分もあります。


だからせめて頼もしいプレイヤーたちから、信頼されるASになれるように、
そして来年以降も信頼してもらえるAS組織になるように、



小さな積み重ねがきっと結果に繋がると信じて、泥臭く努力をし続ける。


まだまだ実力不足だから上から引っ張るリーダーとしてじゃなくて、みんなと同じ目線で進んで、時には背中を押せるような存在として、
みんなが少しでも辛いって思う時は私が誰よりも頑張る。



そうやって常に前向きに、ひたむきに、
彰、日向子、あすか、こころ、ゆいのAS6人で19シーズン最後まで走り続けます。






私一人じゃ到底なし得ないようなことも、みんなとならできる気がする。


よく言い合いになるけど、ASとして先陣きってみんなを引っ張ってくれる彰も

いつも全力投球で頑張り屋、ラクロスの知識も多い頼れる日向子も

常に周りを見てて誰よりも冷静で、責任感の人一倍強いあすかも

どんな仕事にも文句1つ言わず、たくさんの仕事を淡々とこなしてくこころも

いつも天真爛漫で、ASへの熱意がすごくてラクロスに対して勉強熱心なゆいも

みんなの力が必要です。



今年もっと成長するためにも、
来年にいいバトンタッチをするためにも、

常に"あともう少し"って貪欲な気持ちを持って、私たちの100%の力をチームに捧げよう。








この4年間、一人で泣くことはたくさんあったけど、

最後くらいは、
部員95人全員で、一部昇格という最高の景色を見て、

一緒に嬉し涙を流したい。








最後に、

この4年間青学ラクロス部で関わって下さった全ての方々に感謝を伝えたいです。




大変だとか苦しいとか今まで散々言ってきたけど、
周りを見渡せばいつも誇らしい仲間がいて、
チームにとって価値ある自分でいられるよう努力し続けなければと思わされました。



このチームにいたからこそ得られた感情や出来事、そしてなによりも仲間が私の大学生活の宝物です。





思い出ってなんでも美化されて、あの時こうだったけどそれも全部いい思い出だよねってまとめられがちだけど、
負けて悔しかった思いも、もっとこうすれば良かったっていう後悔も、私は全部忘れません。



青学男子ラクロス部が私の大学生活すべてでした。











リーグ戦残り2戦。

終わりよければ全てよしって言葉があるけど、まだこのまんまじゃ終われないよね。



私たちスタッフは、最後の最後は信じることしかできないけど、



引退する最後の試合の終了のホイッスルが鳴るその時まで、
1番近くでみんなのラクロスを見ていたい。


1秒でも長くみんなと一緒に戦い続けたい。





やっぱりこのチームのことが大好きだから。






(↑私が1番好きな同期写真で締めくくり?)






最後までお付き合いしていただきありがとうございました!

次は、私に対して失礼なことばっかり言ってくるけどなんか憎めないやついくろーです!


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