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2021

2年 尾崎寧音

こんにちは!?


派手髪ーズ同盟を結んでる妹、小松のほのみから回って参りました?

2年MGの尾崎寧音です!




「マネージャー業、大変でしょ」


部外の友達からはよくこう聞かれます。


そしてわたしは即答で

「うん」

と答えます。

嘘はつきたくない主義です。



青山学院男子ラクロス部Eaglesのマネージャー業は、なかなか大変です。


でもこの「大変」の2文字の中にはいろんな意味が含まれています。


「先輩方に追いつくのが、大変」

「ミスらないように復習するのが、大変」

「ファール見逃さないように知識をつけるのが、大変」

「まだ真っ暗な中1人で朝起きるのが、大変」

「楽しいから、大変」



この部活に入部して早一年半、これらの「大変」が日常になりました。

備品の仕事も、その一つです。


皆さんもご存知の通り、私はこの部活の備品を管理している人です。

私=備品

というイメージが強いんですかね、

おかげで入部したての一年生にも、”備品の人”という認識で早々名前を覚えてもらえました。



備品=大変

まるで四字熟語のように、部内の人には口を揃えてそう言われます。


大変か大変じゃないかと言われたら、大変な仕事だと思います。


組織運営の一つである備品の仕事内容は、至ってシンプルで、各チーム分の備品を人数ごとに割り振って、ラインであみだくじをします。

ただ、先読みが必要です。

時には1週間先の練習も見越してあみだしていることもあります。



練習に欠かせない3チーム分の備品を管理しまとめているので、私が少しでもミスをすれば、練習ができなくなってしまうこともあります。

責任が伴う仕事です。



自分の行っているチームの練習が終わってなくても、他チームの練習が終わりそうだったら、タイムで審判をやりながらだってあみだをしなきゃいけません。

友達とのご飯中でも、時間になったら仕事をします。

あみだくじをやるために、朝早く起きることだってザラにあります。

突然電話がかかってくることが多いので、携帯はマブダチです。




「責任が伴う」

裏を返せば、

自分はまあまあそこそこ重要な役割をになっている

ということですか?


大変なお仕事かもしれませんが、

実はいまのいままで、

この仕事を「嫌だ、やめたい」と思ったことはありません。

ラインにあみだくじの機能があることにムカついたこともありません。



Mですかね?




私は超絶ポジティブな人間です。

何か悲しいことや辛いことがあっても、視点を変えて、自分に得になるように考えます。



備品を任された時、正直最初は不安でした。

自分にこんな大役が務まるのかと。


今でも不安はあります。

いつミスするかわからない

毎日備品ラインと睨めっこです。



そんな仕事も、視点を変えてみたら結構素敵に映ります。

備品のおかげで、部員全員とラインをしました。(ガチです)

備品がきっかけで、仲良くなれた先輩や同期がいます。(片思いかもしれませんが)

備品のおかげで、練習後毎回誰かと話します。

  





これだけで、いいんです。

備品の仕事を任されたことで、少しでも自分にとってプラスなことがあったなら、

それだけで、自分がその仕事を続ける意味があります。


この私的哲学は、あらゆることに応用できます。

自分のコンプレックス

ラクロスのプレー

悩み事


〇〇だから自分にはできない、無理



そう自暴自棄になることって誰にでもあると思います。


でも、その〇〇は、自分次第で何にでもなると思ってます。

自分次第で自分をさらに追い込む兵器にもなるし、

自分次第で自分を高めてくれる武器にだってなります。




〇〇だからこそ自分は輝ける


そう考えたら、きっと何倍も楽になるし、

そう考えることで、何かが見えてくると思うんです。







話は変わりますが、私はボッチャというパラリンピック競技のボランティア活動をさせていただいていました。


選手は、全員脳性麻痺の障害を持っています。

手が自由に使えない、足がない、喋れない


選手たちは、大きな障害を負っているはずなのに、とても幸せそうで、エネルギーに満ち溢れていました。



何がそんなに彼らを突き動かしているのか


そう思った時に、きっと選手たちは、ボッチャという競技が大好きで、心から楽しんでいるからなんだろうな、と気づきました。




何かに夢中になれることは一つの才能だと思います。


好きだからこそ、続ける

楽しいからこそ、頑張れる


Eagles もそういう人たちで溢れています。






最近私は、35期の専属ママを卒業し、Aチームに移籍してきました。


一気に、年寄りから末っ子になって、日々がむしゃらに追いつこうと必死に頑張っています。


どのチームに行っても、プレイヤーたちは目をキラキラ光らせてプレーをしていることに気付かされます。

きっと、ラクロスというスポーツが大好きなんだと思います。


スタッフもそうです。

かわいい後輩4人はみるみるうちに成長していってて、正直感激してます。

自慢の同期10人も、私にないものをたくさん持ってて、いつのまにかEaglesに欠かせない存在になってます。

大好きな先輩スタッフには、当然まだまだ手が届きません。一人一人にアドバイスを下さる、素敵で尊敬できる方々です。



そういうプレイヤーやスタッフが集まっているチームに所属できていること、そういう環境にいれること、誇りに思います。


一人一人の中にある、ラクロスに対する意識やモチベーションはもしかしたら違うかもしれません。

でも、

「ラクロスが好き」

「チームメイトが好き」


この2点は、部員全員に共通してあるものだと確信しています。



一人一人が抱えているかもしれない”何か”を一旦考えずに置いといて、ただこの2つだけを胸に練習に向かうことができたら、

きっと、もっともっと最強になれるのではないでしょうか。



と、私の分際で密かに思っております。



それが難しいのは理解してます。


でも私は、プレイヤーがただ彼らなりのラクロスをして、楽しむ姿を見たいです。



“勝利”

という2文字にふさわしいチームであり、最強のポテンシャルを持っていると心の底から思うからです。



1人が全てを背負う必要はないです。

焦る必要もないと思います。



誰かの分を誰かが補う

それでこそチームであり、そうであったら素敵だな、と思います。




各々が、各々の場所で輝けることは絶対あります。

その一つ一つの輝きに気づくことができるスタッフになれるように

少しでも素敵な先輩方みたいになれるように

少しでもこのチームに何か貢献ができるように



私自身はまだまだで、

マラソンで例えると、やっと靴紐を結び終わったくらいですけど


これからも精進していきます。

まずはリーグ戦という晴れ舞台を、一生懸命サポートさせていただきます。





備品がんばります。





長々とお付き合いいただきありがとうございました?



2年MG 尾崎寧音



次は、毎日たくさんの幸せをくれる同期MG仲間のよしのです?


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