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2022

特別ブログ AC 冨永一真


青学29期で今シーズンOFコーチの冨永一真です。


今シーズンコーチとして選んでくれた部員たちには申し訳ない気持ちでいっぱいです。


このブログでは、個人的な4年生への感謝と最後のお願い、そして次の下級生たちへ少しメッセージを書きます。


簡単な自己紹介を含めお話しすると

現役のころ、代こそ被ってはいませんが、今の4年生(33期)には特別強い思い入れがあります。


遡ること約2年半前

現役を引退した2019年4月に1年生コーチをやることが決まり、

4/20、青キャン17504でのスパゲッティタワーからはじまったキックオフ

6/30サマーいけると思った朝霞カップ

8/17絶望の予選敗退サマー

11/16光が見え始めたオータムキャンプ

12/7起死回生のウインター制覇

12/13最後の名古屋遠征


今の4年生(当時1年生)たちとは後輩といえど一人一人が戦友で、たくさんの苦楽を共にしました。週7朝から晩までみんなで広尾にこもった日々、合宿夜中のハンバーガータイム、夜中に自転車で河川敷に呼ばれる後輩、楽しかったであろうアゲインコール、3分後には変えちゃうメニューに対応してくれるMG、そんな彼らとは数えきれないほどの思い出があります。


あれからさらに大きく成長を遂げた4年生たちと今シーズンの試行錯誤を一緒に経験してきました。

幹部を中心に4年生たちがチームを引っ張り、幹部含めチームメンバーが更なる成長を重ね、様々な試合で魅せくれた数々の瞬間は心の底から彼らが誇らしく、また感動をたくさんもらいました。本当にありがとう。


しかし誰よりも知っている彼らの可能性を十分に引き出しきれなかったこと、本当に悔やしい限りです。


今4年生たちにとっては苦しい人、少し気が抜けちゃった人がいるかもしれない、ずっと目標にしてきたものが遠くにいってしまったようでどこに向かえばいいのかわからないかもしれない。


でも4年生たちは挫けてもまた前を向いていける素晴らしい集団であると信じているし、過去見てきています。


こんな状況だからこそ今、チームとして今シーズン掲げてきたABMへの挑戦が試されていると思ってます。

もなさんもブログで指摘していたように一人一人にはその人にしか果たせない役割があります。そしてその役割を果たすかどうかは、可能性があるからやる、果たせそうだから果たすといったことに振り回されるべきでない。

仲間・チームの事を想い、最後までチームとして魅せる。

応援してくれる人たち・チームメンバ含め全員がボックスにいるかのように闘う。

これをやることに条件などないはずで、確かな意志をもってそれぞれなにがあろうとやりきる。


現状確かに入れ替え戦への自力進出は出来なくなってしまった以上、1部入れ替え戦にいけないかもしれない(まだ条件は残ってて可能性はある)

でもだからどうした。そんなことはABMをやるかどうかに関係ないよね。

だから最後まで100%でやりきれてるか、ベストを尽くしてやりきろう。見て見ぬふりをせずやろう。

石田裕士のもつ最大のリーダーシップをもってチームを鼓舞し、持ち前の優しさで落ちそうになっている人は拾ってやってほしい。一番すべてをかけてきたひろしが誰よりも今シーズン理不尽な経験をたくさんしてきたように思う。そんなたくさん傷ついてきたひろしだからこそできる、最後まで細部にとらわれず、とるべき行動を定め前に進んでほしい。


としは申し訳ないくらいに心配していない。笑

としほど人として強く、揺らぎない人間を知らない。多分もう次を向いていてチームを引っ張っていると思う。最高峰のMFだということを示してくれ。あと3年MF引き上げて。


周平のやることは入部して1カ月でもう決まっていて、本人が一番わかってる。その準備をしてこなかった瞬間はないから言うことはないよね。


ゆうがは俺の見てきた中で一番成長したと思ってる。水泳部あがりでダッチ練で多少プッシュうけたくらいで気づいたら防具外して三鷹Gの端っこにいた豆腐メンタルが今じゃ周りからは想像がつかないだろう。幹部と部員の架け橋となって伝える必要があるものすべて伝えきってほしい。



DF陣

DF陣は一人一人が自立しすぎていてかつ周りのことを考えられるメンバーだったからこそ切磋琢磨しながらこんな上手くなったんだなと常々思う。1年生の頃はDFがわからない勝と俺がOFに特化したメニューだけを1年間組み続けたにも関わらずこんなにも上手い選手が輩出され続けた事実に驚きを隠せません。

最後まで次に繋がる最高のDFチームを作り上げてください。


Bチーム

一部のメンバーは1年生コーチだったり、Bチームで今もプレーしていたりと様々な立場があると思います。今のBチームメンバーだからこそ伝えられること、果たせる役割について最後まで頑張ってほしい。一念発起して人が変わったように行動できるりくを知ってます(雨で練習中止になって中目黒でしたミーティング後、名古屋遠征で寝坊した次の日etc)。残りの日数はりくの持続可能日数範囲だから明日からやるように。


MGたち

2年生になってからたくさんの経験をしてきたんだなと感じました。

一人一人が名実伴って上級生になっていてびっくりしました。壁当てカップでひとりプレイヤーに声かけられくて悩んでいたひかるがプレイヤーと同じ目線で言うことをはっきり言うようになっていたり、ミスにびびり人に怒られるのが嫌だったあやのが一番罵声をあびる審判をやっていたり、留学に迷いながらなにも前例がなかったAS組織の基盤作りにフルベットして本当に作っちゃったゆいちゃん、リーダーとか任せてほしくなさそうなつむたんが任されたからにはとトレーナー組織をまとめていたり、人とぶつかったり意見するのが怖くて横国の練習試合後泣いちゃってたまゆちゃんがスタッフ組織を率いていたりと本当に誇らしい。

最後まで一緒に頑張ろう。


あっきー

あっきーにしかできないことがある、思いつくことがあればやってほしい。あっきーが必要だ。


最後に下級生たちへ


もしかしたら来シーズンちょっぴり不安に思っている人もいるかもしれない。

下級生たちにとって憧れで偉大だった4年生たちが入れ替え戦に進むことができずに、自分たちでやっていけるんだろうか。


事実今年は試合に出ている4年生の割合は多くて、来シーズンはあまり公式戦慣れしていないメンバーでやっていかなくちゃいけない状況は確かにある。


それでも法政戦後、少し安心したこともある。

全員の名前は出さないけど、普段泣かないような選手や応援していた部員の何人かが泣いていたり、試合に出る機会が少なかったしんちゃんやこうきがなにか思うことがあって泣いていた。

泣いていればどうって話ではないけれど、しっかりと4年生が懸けていた思いを知っていて、試合中の戦う姿をみてそこに対して心が揺らされたんだろうと思う。


あの日確かに感じたものがあるならば、自分たちを見つめて卑屈になることなく、精一杯来シーズンのABMに向けてやれることを最大限に取り組むことだけを考えてやっていってほしい。


やれるかどうかなんて関係ないよ。渉さんからもらったヒントから目を逸らさずに頑張れ。


それでも来シーズンできることを信じているし、みんなも信じていると思う。

環境に合わせて目的を変えるのではなく、目的に合わせて環境を変えること。


ブログは苦手なので、この辺で終わります。

普段から応援してくださっている保護者、OBの方々、そしてチームメンバーへ

ラストシーズンやりきりますので、最後まで応援のほどよろしくお願い致します。


追伸:まだまだ得点後のハイジャンプ待ってます。


AC OFコーチ 冨永一真

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