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2022

2年 黒田泰成

こんばんは。

2年ATの黒田泰成です。

投稿が遅くなってしまい申し訳ございません。

気づいたらさきにラクロスへの思いを任せられていました。


今シーズンは色々なことがあったし、沢山のことを考えてプレーしてきました。何を書こうか迷いましたが、リーグ戦に向けて思うことを書こうと思います。ここで言っておきますがヘビー級です。別に引退するわけじゃないです。コロナで倒れていた間につらつらと書いていたら、今日の1年生のサマーを見ていたら、2年生トップバッターから重めになってしまいました。すみません。

思ったことは全部書きました。後から後悔はしたくないので。全部含めて今年にかける想いということで許してください。拙い文章ですが、最後まで読んでいただけると幸いです。


では。









負けず嫌い



自分の基盤はここにある。自分で言う事じゃないかもしれないけど。



言わずもがな、勝敗がつくスポーツにおいて、負けることは大嫌いだ。



でも、21シーズンを振り返って頭にうかぶ文字は「負け」。満足するような結果は1つもない。


ウィンターは3位。早稲田相手に手も足も出なかった。完膚なきまでに叩きのめされるとはあのことだと思う。早稲田の優勝後、嫌でも耳に入ってきた校歌、悔しさが倍になった。


まだまだ未熟(今も)だったにも関わらず使っていただいたBリーグと育成リーグも、予選敗退と3位。勝ちたいという気持ちだけが先走しって空回り。自分のことで精一杯で周りも見れず、思うようなプレーもできなかった。


そしてリーグ2試合目の筑波戦。

先輩たちが負けた。ボックスに入っていなかった自分がこんなことを言うのはおこがましいかもしれないが、悔しかった。そして自分の心に残ったのは、あの試合、あの瞬間を外からただ見ていることしかできなかった無力さだけだった。


十分すぎるほど負けに負けた21シーズン。悔しい以外の何の感情も生まれなかった。



迎えた22シーズン。



もともとの基盤の上に、21シーズンの悔しさが乗っかって



勝ちたいじゃなくて



勝つ



その一心でプレーしてきた。



もう負けたくない



同じ思いを何度もしたくない



理由はそれだけ。



2022年が始まって早々、勝つために、必死になって練習をした。このままラクロスだけやっていたいと思った。壁当てもシュー練もめちゃくちゃしたし、筋トレも食事も変えた。



だけど自分は甘かった。



技術的に下手だととか、思考力がないとか、練習不足とかはもちろん。でも振り返ると、それだけじゃなくて、というよりもそれ以上に心の部分に足りないものがありすぎた。



試合後半であと一歩が動かない自分



1回上手くいかないとすぐに逃げに走る自分



頼れる先輩たちがいることをいいことに、他人任せになってしまう自分



ただただ弱かった。



勝つという覚悟じゃなくて、まだ勝ちたいという願望だったんだと思う。



変わるきっかけとなったのは



「今、ここ、自分」



もなさんがミーティングでおっしゃっていたこの言葉だった。



現状から目を背けず、自分と向き合おう



勝ちたいという願望に固執して先のことにとらわれず、落ち着いて今を見つめよう



細かい1つのプレイで後悔しないように、逆にその1プレイで流れを掴み取れるように、その一瞬に全身全霊をかけよう



勝つために変わろう



そう思った。



それでも絶対、まだ甘い。まだまだ突き詰められる。



でもこれは自分に限った話じゃない。


ここからは悩みました。


けど最初に書いた通り、後から書けばよかったと思いたくないので、へっぽこ2年生だし、言われなくてもわかってるって、そう思うかもしれないですけど、生意気かもしれないですけど、書きます。



やることは全部やった



そう自信を持って言えますか。



パスはボックスに、グラボへの寄り、こぼれ球への反応、切り替え、試合への入り方、



技術とは少し違う、拘ってきた部分。気持ちの強さがものを言う部分。最後まで拘り続けてられていますか。まだまだレベルアップできると思います。もう1段階でも、2段階でも、全員で強くなりましょう。

「全員のうち誰か一人でも気を抜いたら負ける」

これももなさんが成蹊戦の後におっしゃっていましたが、本当にその通りです。ほんのちょっとの緩みで流れが傾く。初戦は特にそうです。初戦の怖さってあると思います。当たり前のことを当たり前にやり続けることは簡単なことではありません。でも、それができてこそ、自信を持ってフィールドに立つことができるのではないでしょうか。

自分たちのこれからの試合は、願いや望みで勝ちが転がり込んでくるような戦いじゃないはずです。勝利は自分たちの手で掴み取るものです。去年のような悔しい思いはもう十分です。勝つための覚悟を決めましょう。




絶えず過ぎていくその一瞬は取り返せません。



やっとけばよかったと後悔したって、もっとできたはずだなんて思ったって、



返ってきません。



だから



残された時間で最高の準備をしましょう。



最高の一瞬を積み重ねていきましょう。



積土成山とでも言うんですかね。



まあとにかく



勝ちましょう。






2つ目、これは同期と1年生に向けて。



一部に上がって日本一になる。



口に出すことも目標を立てることも簡単なこと。どうすればいいかを考えることも大学生ならできることだと思う。


でも


達成するために本気になること



勝つために犠牲を払うこと



これは簡単なことではない。



目標を立てる上でそのことがわかっているだろうか。



日本一を目指すということがどういうことか本当にわかっているだろうか。


上には上がいて果てしなく険しい道のり。


ただでさえ周りと比べて劣っている自分達は、上にいるやつら以上に努力をしなければ、勝てるわけがない。



上手くいかないとき


試合で負けたとき


皆はどう思うのだろうか。


もっと上手くなってやろうと


絶対に同じ失敗はしないと


帰ってから必死こいて練習してるか。



やってないとは言わない。



みんなそれぞれに考えてること、思うことがあるのはわかってる。何も考えてないなんていうことも言わない。



でも足りてない。現に結果が出せていないんだから。


これは自分も同じ。思うようにいかないのは必要なことができてないからだ。



色んな人が集まっているんだからそれぞれ本気度が違ったってしょうがない



今まではそれでも許されていた。



けどそれは、ひろしさんが前に言っていたように、勝てる集団ではない。



どれだけ疲れていても、毎日壁当てに行く


握力なくなるまでシュー練する


体も頭もパンクするんじゃないかっていうまで鍛える


毎日ちゃんとストレッチをする


これがアベレージになるくらいに



本気になろう。



日本一を目標にするなら



変わろう。



全員で強くなろう。



それに尽きる。





ここからは支えてくださった方々に向けて、、、


〈4年生へ〉

長々と偉そうに書いてしまいすみません。自分が書いた文章に責任が持てるよう練習に取り組みますので、これからもご指導よろしくお願いします。


本題。ラクロスを始めて以来、4年生の存在が自分にとっての原動力でした。もちろん来シーズン以降の目標も考えているし、そこに向かって頑張り続けます。だから今シーズンはその通過点に過ぎないかもしれません。

でも、繰り返しになりますが、入部してから今まで、先輩方が目標でした。

ラクロス部に入り、先輩たちのプレーを初めて見たときからずっと先輩たちを追いかけてきました。


「絶対に追いついてやる」

そう思い、ひたすら練習に打ち込んできました。


4年生と同じフィールドでラクロスがしたくて、4年生に認めてもらいたくて、4年生と勝つために、今までバカみたいにクロスを振り続けてきました。


ひろしさんと始めて広尾で練習したとき、1日5時間以上練習したら絶対上手くなれるよと言ってくれたから


樋口さんが1年生コーチとして土台を作ってくれたから


めちゃくちゃ頼れるATの2人がいるから


何でも教えてくれて、要望も聞いてくれる心強いMD陣がいるから


常に自分に課題を与えてくれるdf陣がいるから


去年勢いだけで知識なんてまるでなかった自分をBチームの先輩方がのびのびと好きなようにプレーさせてくれたから



4年生がいるから今の自分がある。



そう心の底から言えます。



そんな人たちとプレーできる今が本当に楽しくてしょうがないです。最高のお手本がすぐ近くにいて、一緒にラクロスができる自分は幸せ者で恵まれています。普段の練習も試合も、ミーティングで考え方を共有することも、一緒に自主練をすることも、全部が自分にとってなくてはならない時間で、1日24時間じゃ足りないと本気で思います。

ただ、時間は限られているし、皆平等。残された時間で盗めるものは全部盗んで少しでも上手くなります。いつまでも憧れにしてないで、追いついて追い越してみせます。そして何よりも今を楽しもうと思います。


ここには書ききれないほど先輩方一人一人にお世話になりました。

感謝の気持ちはプレーと勝利という形で伝えます。




〈staffのみなさんへ〉

ここ最近、よく「楽しそうだね」と言ってくださるスタッフの方がいらっしゃいますが、上に書いた通り、楽しくてしょうがないんです。

でもそれは自分たちが練習できる環境をスタッフの皆さんが作ってくださっているからです。

mgさんの練習管理と部全体の管理。asさんがとってくださるデータ。trさんの体力面のサポート。どれか1つが欠けてしまえば練習は成り立ちません。プレイヤーだけで全部やることなんて不可能です。

スタッフさんのおかげで自分は全力で練習ができています。スタッフさんの支えがあるからラクロスが上手くなれます。本当に感謝しかないです。いつもありがとうございます。

22シーズン、残された時間も全力で走り抜けますのでこれからもよろしくお願いします。




〈コーチ陣の皆さんへ〉

お忙しい中グランドに足を運んでいただき、いつもありがとうございます。コーチ陣のご指導のおかげで成長することができました。


ウルフさん。左練習しまくりました。もう巻キャしないです。気引き締めて試合の入りを大事にします。グラボ全力で寄ります。ニュートラルどこの大学よりも強くなります。


わたるさん。怪我をしたとき、チーム状況に悩んだとき、苦しい時期にいつも相談に乗ってくださりありがとうございます。わたるさんとのお話しで、考え方の引き出しが増え、ラクロスをすることが、このチームと向き合うことがより一層面白くなりました。

いつかエルズベースのモニターに自分が移れるようにこれからも頑張ります。


もなさん。重複になってしまいますが、「今、ここ、自分」ミーティングでおっしゃっていたこの言葉が夏以降の自分の力になってます。勝つための覚悟ができたのはもなさんの言葉があったからです。少し遅いですかね。すみません。その一瞬に、目の前のワンプレーに全力をかけて戦います。


勝さん、かずまさん、いつも自分の背中を押していただきありがとうございます。お二人の試合中の声に勇気もらってます。落ち着くことができてます。手応えがあるプレーができたとき、勝さんとかずまさんが褒めてくださることに、少し信頼していただけるようになったのかなと思って勝手に嬉しくなってます。信頼なんて言葉はおこがましいのは承知の上ですが、上手く言い表せないのでそう書かせてもらいます。というか、そもそも自分の思い込みだったらすみません。まだまだ足りないところだらけなので練習あるのみです。リーグ戦、jordan wolfになるで見ててください。



笠間さん。アップやトレーニングメニュー、体の使い方やクロスの振り方、何から何までありがとうございます。肋骨ももう折らないです。

これからも1on1の動き、シュートフォーム、細かいこと色々聞かせていただきますのでよろしくお願いします。プロアジ最速タイム打ち立てます。いつか。

あ、あとアイルランド遠征中の周平さんのストーリーでの笠間さんは一生忘れません。





〜最後に〜

勝つこと。一部に昇格すること。

結果を出すことが支えてくださった人にできる最大の恩返しだと思う。


初戦まで後3日。

最高の結果は最高の準備からしか生まれない。

できることは全部やる。

不安は何も残さない。

試合に持ってくのはこれだけやってきたという自信だけ。

試合は最後まで全力で戦うだけ。

その先に勝利がある。



全員が最高の準備をしましょう。



勝ちましょう。



絶対に一部昇格しましょう。





#57 黒田泰成



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