Blog

ブログ更新情報


2019

3年 築山匠

合宿前まつ毛を80ぽん生やしてきたりりかからまわってきました、実は超たまに渉外担当してます築山匠です。


「感謝」


当たり前のことだけど自分が今シーズン最も大事にしようと思ってる事。



今シーズン、自分にとっては地獄でしかなかった。自分にとってのシーズンが始まったのは、6/19日。



遡ること去年の9月後半の小石川練。右足首を捻挫した。病院でMRIをとってもらい、手術も進めれられたが保存治療を選んで2か月安静にした。
12月、まだ俺の怪我は治っていない。歩くとなんか痛い。病院の先生、親、整骨院の先生とも相談したけど、結局手術になった。
術後全治3-6ヶ月と言われた。


12月25日、入院。けいすけは、神社まで行ってくれて自分の手術が成功するよう神社でお祈りしにいってくれたんだっけな。また一緒にプレーできるようにって。こんないい奴いません。
26日に人生2度目の手術をした。手術後、死ぬかと思うくらい痛い。ずっと夜中も寝れなくて隣の人が心配して、看護師さんを呼んでもらうくらい叫んでた笑 
年越しそばも1人で病室で食べた。帰省もできない。まじで地獄見てるな俺って思いながら。
年が明けて、つかちゃん、けいすけ、せなさん、じゅんさん、ゆうすけさんがお見舞いに来て下さった。本当に嬉しかった。こんなところで負けたくない。
1月6日退院をした。松葉杖の俺をわちくんとりさが車で家まで送ってくれた。本当にありがとう。



そして、ここから俺の地獄が始まった。松葉杖生活。絶対3ヶ月で治そうと思ってた。あれ、手術前の方が体動かね?全然自分の足が自分のものに感じない。
けど、初めはプレーしてるみんなの方が100つらいと思って、自分は早く治すことだけを考えてリハビリに励んだ。地道に地道に。
その時、怪我人は多かった。正直、部活に行く意味とかなかったけど、誰かいたしとりあえずリハビリ頑張ろうくらいに感じてた。みんなが元気にプレーしてるところなんか正直見たくない。でもラクロスがやりたい思いはあったから、週3の病院でのリハビリ、部活でのリハビリ、家でのリハビリ、どれもラクロスをするために頑張った。



3か月たち4月になった。でも治ってないし、全然良くなった気もしなかった。今年こそはと思ってたプレ合宿にもいけなかった。その時から毎日朝起きるのが怖い、「また今日も治ってないのか」そんなことを感じながら部活に行く。もううんざりだった。リハビリしてもしても、毎朝痛い。あれ、もう足治んなくて俺ラクロスできないんじゃね。本当にそう思った。自信も無くした。もう無理だ、辞めたい。


チームメイトに「お前の存在意義何?」って言われたこともあった。正直、そんなもんねえよ!ほっといてくれ!って言いたかったけど、何も言えなかった。言えるわけなかった。だって本当に自分の存在意義が分かんなかったから。めちゃめちゃ悔しかった。確かに自分は何もこのチームに対して向き合おうとせず、ただ「怪我」という現実から逃げてただけだった。 



そんな時、朝練で一真さんに入ったばかりの1年生にクレドルを教えて欲しいと頼まれた。突然で戸惑いながらも、これあってますか、とか、どうすればいいですか、と純粋に聞いてくる1年生には、自分の弱い姿は見せれない。だからちゃんと本気で教えた。気づいたら、1年生にクレドルを教える人になってた。そこから、復帰までの時間ほとんど1年生コーチとして1年生と過ごすことになった。1年生を教えてた時は、怪我のことを少し忘れるから凄い楽しかった。本当に熱意がすごくて素直で吸収がはやくて、一緒に壁当てをするにも何にしてもひたむきにラクロスに向き合う姿をみてると本当にモチベーションが上がった。自分もリハビリ頑張ろうって思えた。


「またラクロスがしたい」そう強く思わせてくれた。

確実に1年生の存在が自分の原動力そのものだった。


かずまさん、勝さん、1年生のみんながいなかったら絶対に今の俺はない。1年生コーチに誘ってくださったこと、こんな僕を頼ってくれる1年生には感謝してもしきれない。本当にありがとう。
明日絶対予選突破して優勝しようぜ。



怪我をして気づいたこともある。

それは最後の判断することも全部自分で、自分のモチベーションを上げるのも自分次第、自分の行動で決まるってこと。
けど、自分のことを決めて変わるのは自分しかいないけど、自分に手を差し伸べてくれた人達、変わるきっかけを与えてくれた人達が必ずいること。その人たちには本当に感謝してもしきれない。

松葉杖の時学校から渋谷駅までつきっきりで助けてくれた心優しき同期フェイスオファー

トップチームで3試合連続で点とって自分も頑張らないとと思わせてくれた人

グラウンドの隅で辛い思いをしながらリハビリ一緒に頑張った人達

自分の怪我のことを1番話して親身に聞いてくれた次期ASリーダー&STFリーダー

今でもLINEをくれたりする優しい29期の先輩方

僕が怪我の時ずっと面倒をみてくれたトレーナー、そしてリハビリの先生


僕は、自分の為にってより、自分を支えてくれた人たちに悔いの残らないように自分のプレーを見せたいです。感謝の気持ちを示したいです。自分のプレーで何かを与えたい。
僕はたくさんの人に頑張る勇気を与えてもらったから。

だから、リーグ戦という舞台に立ちたい。立って点決めたい。





あの時頑張って良かったって思えるように







次は我らのエース八尾くん。


WRITER:築山匠
コメント
名前

内容