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2019

2年 石原侑太郎

決して肩が柔らかいわけではない翔大から回ってきたみんなのボール係、石原侑太郎です。青山TVのインタビューで平気な顔で嘘をつくのはやめてください。気になる肩はぜひhttps://youtu.be/megtoly8To8 




リーグ戦に向けて、少しだけ自分の思いを書こうと思います。





「来年この舞台に立つことを想像できる?」




去年の入れ替え戦が終わった後に、試合に出ていた八尾さんにそう言われたのを今でも鮮明に覚えている。

その場ではなんとなくのリアクションで誤魔化した。ただ、内心は釘をさされたような思いだった。想像なんかできなかった。自分では到底届かない先輩達のプレーを、ただただ試合観戦に来ているかのような気持ちで見ていたから。自分にはまだ遠い舞台。そう考えて、勝手にリーグ戦という目標から自分を遠ざけていた。



それは年が明けて新体制が始まっても変わらなかった。リーグ戦は漠然とした目標で、冬オフもなんとなく努力したし、年明けもなんとなく頑張って練習メニューをこなしていた。壁当ても筋トレもなんとなくちゃんとやっていた。上手くなりたいという思いはあったから。

それでもトップチームとセカンドチームに分けられ、トップチームで練習するようになると、去年リーグ戦に主力で出ていた人やその他上級生の足を引っ張っていることを感じるようになった。

特にそれを1番感じる「鳥かご」は大嫌いだった。最初の頃はDFだけしてればよかったから良かった。先輩のパスが取れない自分がオフェンスをやることなんて、もってのほかだった。が、ロングのクロスワークが指摘されはじめると、いつしか鳥かごにはオー(OF)やったらディー(DF)という縛りがついていた。まじふざけんなと思った。ディーやるにはオーやらなきゃいけないだと?あ、とりあえずカットインだけしとくか……。
その頃の嫌いな言葉は「オーやったらディー」でした。



2月の下旬にはつま恋スプリングカップを優勝した。とはいってもその優勝は自分にとっては成功体験ではなく、むしろ失敗体験だった。優勝は「させてもらったもの」であって自分の貢献度なんてゼロに等しい。もしかしたらマイナスだったかもしれない。つま恋でも、なるべくミスをしないようにアンパイなプレーを終始して、3.4年生があとはどうにかしてくれて。で、気づいたら優勝していた。



「これじゃあ何の意味もない。こんな自分ではリーグ戦に出れない、出てはいけない」


そんなこと自分でも分かっていた。分かっているのに失敗を恐れてどこか逃げている自分に、上手くなりたいと思う裏腹、行動に移しきれない自分に、情けなさを感じていた。



そんな時、3月下旬にチームミーティングの一環でつま恋についての振り返りをする日があった。自分は班の人に正直に複雑な心境を打ち明けた。そしたら、たまたま同じ班にいた友佑さんが「2年生のころはチャレンジしまくって抜かれまくっていた」的なことを話してくれた。

こんなに上手い人でもって思うと、なんだかミスを恐れている自分がバカバカしくなった。何のためにラクロスをやっているのか改めて考えたとき、他の誰かのためとかではなく自分のためにやってきたことを思い出した。その時ぐらいからいい意味で、「ミスしてもまあいいや」と思えるようになった。



それから、日々の練習で自分にできるかわからないことをしてみるようになった。案の定、できないことばかりだった。でも、気がついたら簡単なミスが確実に減っていた。自分が少しずつ上手くなっているのを実感したとき、トップチームで練習することが楽しくなっていた。楽しむ余裕が生まれたとき、漠然としていたリーグ戦に出たい、活躍したい、勝ちたいという目標を初めて強く意識するようになった。目標を強く意識したとき、目標と自分とのギャップが明確化された。

頑張ろうって思った。



リーグ戦まで20日を切った今、まだまだ先輩に比べて自分にはできないこともあって、実力不足なところはあると思う。けど、頑張って自分なりに準備はしてきた。だから試合に出場したら、あとは出来ることをやるだけだと思う。


まだ自分には3年間あるけど、大好きなDFチームの4年生のためにも、今年の「一部昇格」の目標に貢献したい。







読んでいただきありがとうございました。次回からは3年生になります。お願いします!


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